なんだ、なんだ? ヘンなたまごが次から次へと登場したかと思うと、 今度はあっと驚くものばかりが生まれてきて・・・。 じゃあ、次のたまごからはこれが生まれてくるに違いないと思えば、 全く予想を裏切られて。 更に不思議な形と色と触感のたまごが出てきて「もう、訳がわからない!!」 思考が止まりそうになっていると、あれ、あれあれ。 いつの間にか壮大なスケールのラストシーンへ! うん、なんだか清々しい。楽しい。
この絵本についているキャッチコピーが素晴らしい。 “斉藤洋×高畠那生÷たまご 世界で一番ヘンなたまごの絵本”。
斉藤洋さんと高畠那生さんの人気コンビが生み出した作品は、 期待を裏切らない面白さ。
まさにたまごが先か、中味が先か、いやいや絵本が先か・・・の、 奥が深そーうなナンセンス絵本なのです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
つぎつぎと現れるヘンなたまごたち。とりとめもなく続くかと思えば、一気にあつまり、 ひとつの世界を奏でだす…。人気コンビが生み落とした、めくるめくナンセンス交響曲 (シンフォニー)。
「だれのたまご」というタイトルですが、中身はそんなシンプルではありません。どんどんその世界に引きこまれていき、「え?何の卵?あれ?」とページを行ったり来たり。子どもたちも大盛り上がり!親子でワクワクの時間を過ごせました。予想もつかない展開に、必死でついていきながら、ナンセンスな世界を楽しんで下さい!
ちなみに絵は高畠さん。シュールな絵を描かせたら日本一じゃないかしら。 (環菜さん 30代・ママ 男の子7歳、男の子5歳)
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