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大勢の赤い兄弟たちの中になぜか1匹まっ黒の姿で生まれた小さな魚『スイミー』。 みなさんもよくご存知のレオ・レオ二の代表作です。日本では長きにわたり、谷川俊太郎さんの翻訳で親しまれています。その名訳が誕生したオリジナルの英語版『スイミー』をみなさんは読んだことがありますか。この絵本には、レオ二が書いた原文の英語が谷川さんの翻訳と一緒に載っているんです!ありそうでなかった『スイミー』の日本語と英語のバイリンガル絵本。海の中を冒険し、本当の自分を発見する小さな黒いスイミーの気持ちになって、声に出して読んでみましょう!
スイミーは かんがえた。いろいろ かんがえた。うんと かんがえた。 Swimmy thought and thought and thought.
スイミーは おしえた。けっして はなればなれに ならないこと。 みんな もちばを まもる こと。 みんなが、一ぴきの おおきな さかなみたいに およげるように なった とき、 スイミーは いった。「ぼくが、めに なろう。」
He taught them to swim close together, each in his own place, and when they had learned to swim like one giant fish, he said, "Ill be the eye."
英語で読むレオ二のスマートでシンプルな言葉の響きと谷川さんが放つ日本語の言葉の力が再認識できる貴重な本書は、英語を学びはじめた子どもたちだけではなく、大人にもその物語の根底にあるメッセージがより強く心に響くはずです。日本語と英語、二つの違う言語で読む『スイミー』が見せる新しい表情。きっと、みなさんの本棚において置きたい1冊となるでしょう。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
あの『スイミー』が、英語と日本語の二カ国語版になって登場!
この本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりも心地よいお話です。私は谷川俊太郎さんの大ファンです。この本は日本語と英語のバイリンガル絵本ですが、谷川俊太郎さんの翻訳は素晴らしいと思います。私はこの本を読みながら、生きていることの素晴らしさを感じました。私は英語をマスターするにはやさしい英語の本をたくさん読むことがとても大切だと思います。私は今でも英字新聞を購読していますが、英字新聞でもやさしいもので十分だと思います。わからないところがいっぱいあっても、まったく気にせずに読むことです。本でも新聞でもやさしい英語を読む習慣を身につけることです。この本も何度も繰り返し、読むことです。素晴らしい本だと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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