東日本大震災では、多くの方のかけがえのない命と共に、多くの動物たちのかけがえのない命もまた、失われました。亡くなった動物たちの絵を描くことで、少しでも飼い主の心をなぐさめたいと考えた「震災で消えた小さな命展」代表の著者が、犬のチョビと飼い主のたえちゃんの絆を通して、命の大切さや平等さを伝える物語絵本です。
私はペットを飼ったことがないので、この絵本を読むまで、震災後の動物たちの運命のことまで考えが及びませんでした。
緊急事態で人間が優先されるのは、しょうがないことではあります。
ですが、ペットのことを家族同然に思っていた方々にとっては、とても辛い現実ですね。
人間と同じように保護されていたら失わないでいられた命があったということも知って、とても切ない気持ちになりました。
仕方がないことではありますが、とても悲しい事実でした。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子20歳)
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