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物の名前だけでなく、見えないものや場所など、日頃なにげなく使っている“なまえ"を再発見できる、ページをめくるのが楽しい絵本。
五味太郎さんの「言葉図鑑」シリーズ。
小1の娘が学校で気に入って、借りてきました。
このシリーズは、読み聞かせというよりは、自分で字を読めて、ある程度の語彙があるくらいの年齢のお子さんと、いっしょに覗き込んで楽しむシリーズだと思います。
そのシリーズの10巻目「なまえのことば」は、文法上の名詞と呼ばれるものを集めています。
ただ、なんという名前かの図鑑と違って、どうしてこのように呼ばれるようになったかの理由が重要視されているページもあれば、イスはイスでも、犬でもボールでもそこに腰掛ければそれはイスと呼ばれるといった具合に、色々と発展していくのが楽しいです。
最後の7ページは「きよし」「くにこ」など、たくさんの名前が顔の絵とともに並べられています。
自分と同じ名前があるかを探したり、あった場合にはどんな顔に描かれているを見るのも楽しいですね。
無い場合は、最後に自分の名前書き込み用に10個顔が描かれています。
自分に一番似た顔の下に書き込んでくださいねとのこと。
親切な心遣いが嬉しいです! (ゆずきんかんさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子2歳)
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