あらしのよるにシリーズ第7段。
とうとう完結です。
前回のふぶきのあしたで、複雑な終わり方をしました…。
メイは、ガブと会いたくてたまりません。
しかしメイは、ふぶきに飲まれたガブが助かっているなんて、
ちっとも思っていませんでした。
ガブが生きていることには、私も驚きました。
もしガブが生きていなかったら、この物語をどう終わらせるのかな。
そう思っていました。
そして、メイの住んでいる森で、オオカミがいるという噂を
聞いたとき、私はガブだと分かりました。
そして私が想像していたシーンは、2人で懐かしみ、感動する……。
しかし、それは違いました…。
メイのことを思い出せないガブ。私は、いつ思い出すのかと、
とてもドキドキしていました。メイもきっと同じ気持ちのはず。
最後、メイとガブが森でどのような生活をしたか詳しくは語られていません。それは、ご想像にお任せする、ということなのでしょうか。