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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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きつねのおきゃくさま」 みんなの声

きつねのおきゃくさま 作:あまん きみこ
絵:二俣 英五郎
出版社:サンリード
税込価格:\1,980
発行日:1984年
ISBN:9784914985271
評価スコア 4.81
評価ランキング 281
みんなの声 総数 78
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78件見つかりました

  • 何度読んでも涙が・・

    • ポテトママさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 男の子11歳、男の子8歳、女の子5歳

    私が好きな絵本ベスト1かもしれません。
    息子が幼稚園の時に,感動する絵本をと思い,読んであげた絵本です。
    きつねは はずかしそうに わらって しんだ・・というところでは息子も号泣でした。
    それから息子は,しばらく泣けるお話に,はまってしまいました。
    あまんきみこさんは大好きですが,二俣さんの絵が,またいいんです。
    小さい子にはちょっと難しいかもしれませんが,一度は読んであげてほしいです。

    投稿日:2008/01/18

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  • 陰からみているきつねがせつない

    きつねが死んでしまうシーンはもちろんですが、
    私はきつねが散歩に出たひよこたちを陰から見ている
    ところにきゅんときます。
    「逃げる気だな」といいながら、きっと「逃げないで」と
    思っているのだろうな、とせつなくなります。
    逃げられてしまったときのさみしさを紛らわすために
    言っているような気がして・・・。
    オレは分かっていたよって強がるために。
    よかったね、きつね・・・
    これを書いているだけでちょっとウルウルです。

    投稿日:2008/01/30

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  • 泣くのを必死にこらえてます!

    1歳の息子にはまだ少し早すぎたかもしれませんが、
    本当にいい絵本です。

    ひよこや他の動物たちを太らせてから食べようと、
    家に連れ帰ったきつねが、
    動物たちに誉められるたびにいい気持ちになり、
    最後は動物たちを守って、天国に行くというお話ですが、
    いつも読んでいる私が泣きそうになります。

    きつねさんには、がんばったね。えらかったね。と
    声をかけてあげたくなります。

    息子も息子なりになにか感じ取っているようで、
    じっときつねの最後の姿を眺めていたりします。

    手元におきたい絵本の1冊です。

    投稿日:2007/11/06

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  • せつないです。

    後で教科書に載っているお話だと聞きましたが
    上の子が1歳くらいのときに読んでからお気に入りに
    なり購入した本です。
    子供は言葉の使い方が面白かったのと色々な昆虫
    出てくるのが面白かったのか
    何回も「読んで」と言ってました。
    私は始めて読んだときあまりにも切なくて涙涙・・・でした。
    きつねの表情もとても人間ぽくて
    気持ちがよくあらわれていて好感が持てます。
    優しさ、命、友達・・・色々教えられる本だと思います。

    投稿日:2007/09/18

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  •  小学校の教科書に載っていたのが忘れられずに、ずっと探していた絵本。当時読んで、胸の奥が何とも言えない切なさや優しさ、悲しさで満たされたのが印象的だった。
     子どもの自分と大人の自分。
     まるきり同じ自分ではないのに、読んだ後には同じ感情が胸を締め付けた。

     きつねはひよこに出会う。
     もちろん食べようと思ったが、待て待て、太らせてから食べてやろうと考える。
     きつねとひよこの暮らしが始まる。
     ひよこはきつねに素直に甘える。
     「やさしい」と言われてまんざらでもないきつねには、もう悪者の顔は見受けられない。
     そのうちきつねは他の動物にも慕われるようになって…と、きつねはいつの間にか「悪者」から「いいやつ」になっている。
     これは、もう、映画「レオン」とか好きな人にはたまらない展開だと思う。(実際、私がそう)
     最後のきつねの姿には、本当の強さは何か、優しさは何かを見ることができる。

     ちなみにこの絵本、小学校教師をしている姉が1年生のクラスの学級文庫に置いたところ、かなり人気があったという。
     今の子も、あの時私が感じた気持ちを感じながら読んでいるのだと思うと、何だかうれしくなる。 
     子どもに読み聞かせる時にはぜひ、最後の締めの一言を優しさを込めて言ってほしい。
     くれぐれも、笑わないように。

    投稿日:2007/05/17

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  • 笑って…

    やさしくもなく、しんせつでもなく、神様のようでもない、けれど勇敢になれた1匹のきつねは、何を思っておおかみと闘ったのだろう。そして恥ずかしそうに笑うのは、3つの命を守りとおした思いがけない自分の姿に?
    「笑って」に込められたきつねの気持ちは この本に出会う人ごとに違うと思います。彼に芽生えた愛情か 自分がやり遂げたことへの満足か 自分のバカさ加減に対するいささかの自嘲か そんな語り合えるふくらみをこの本は持っています
    ほら きつねおにいちゃん 笑ってるよ…

    投稿日:2007/05/10

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  • 絵本のほうが・・・

    小学校の音読の宿題で、息子が読むのを毎日聞いていました。
    「よくあることさ」の言葉通り、初めはよくある話だな〜と聞いていましたが・・・
    以外な最後に、思わず涙してしまいました。
    (背を向けて料理をしながらだったので、息子は気づいていませんが)

    児童書からの抜粋なのかと思っていましたが、先日絵本だという事を知り、早速図書館で借りてきました。
    小説などは、読んだ後に映像などで見るとがっかりする確率が多いのですが(笑)これは違いました。
    絵本の方が断然いいです。
    言葉と絵が、ストレートに心に響きました。

    投稿日:2007/03/18

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  • 本当の言葉は心を動かす。

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     はらぺこきつねはやせたひよこを太らせたから食べようと、
    自分の家に連れて帰って一緒に生活することに・・・。
    ひよこは、住処のないあひるややせたうさぎを、
    きつねの家に連れてくる。
    ひよこ達の言葉に、いい気持ちになって、
    変わっていくきつねの心の流れが読み取れて嬉しくなる。
    「やさしいお兄さん」
    「やさしい親切なお兄さん」・・・と、
    今まで誰にも言われた事のない言葉が、
    きつねの心を、
    本当に『優しくて親切なきつね』に変えていく様が、
    ひよこ達の後をつけていく時、
    木の陰から見ているきつねの視線から読み取れるように
    絵の中にうまく描かれている。
    「かみさまみたいなおにいさん」
    と言われた時のきつねの表情が、心に残る。

    投稿日:2007/01/11

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  • 先生としてではなく、私の母の体験として。

    母は、この本を選んで買ったのではなく、毎月届く書店の選んだ新刊の中にたまたま入っていたそうです。
    最初の感想は「何か微妙な話だし、今月はハズレだな…」とりあえず一度読んでみるか、という程度で私と妹に読んだところ、私たちは何度もこの本を持ってきて、「キツネが負けるシーンなんて怖くて見られないくせに、また読めっていうのよ」だったそうです。

    今でこそ、よくある展開のように思えますが、子供向けの絵本の中でこんなにあっさりとキツネが死んで、しかも押し付けがましくなく「とっぴんぱらりのぷぅ」と終わるものはなかなかないのではないでしょうか。こういう悲しい結末の絵本も私は大事だと思います。絵本を通して幅広く色々な感情を体験して欲しいからです。同時に、悲しいものこそ子どもへどう伝えるかがとても重要だと感じます。このお話はとても悲しいけど、悲しいことをごまかしても誇張してもいないところが魅力だと思います。あまんきみこさんの愛らしい絵が妙にお話に合っているというか、悲しさをひきたてているというか…とにかく大切にしている絵本です。

    投稿日:2007/01/07

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  • 最後のあのシーンにドキッ

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子8歳、女の子7歳

    流石!あまんきみこさん。ストーリーがとてもいいですね。
    きつねがひよこやがちょうやうさぎをいつ食べるんだろう・・・とドキドキしているところに。
    最後のあのシーン。ドキッとしました。
    こちらも「きつねさん 死なないで〜」と叫びそうになりました。
    だまして食ってやろうと思っていたキツネ。
    でも、みんなにやさしい・親切・神様など言われ、悪い気はしなかったキツネ。
    最後に死んでしまったのは残念だけど・・・。
    大切な事を教えてくれる絵本です。

    投稿日:2006/12/27

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