おにいちゃんとわたし、クロスカントリースキーをはいて、裏の山に散歩に出かけました。
森の中に入ると、いろいろな音が聴こえてきます。
そして、うさぎの足跡の中に、トガリネズミを見つけました。冷たくなっていたので、手の中に入れ、あたためていると、走り出し、その後を追いかけると、不思議な世界を見ることができたのです。
温泉の湯気の向こうの世界、なかなか風情があります。そして、絵本の大ききも少し大きめで、そのうえ、大きな場面に変身する所もある、スケールの大きい絵本です。
心配したおとうさんが、迎えにきてくれるのですが、おとうさんのひと言は、聞き逃してはいけません。
子どもだから経験できる不思議な世界を、いいなと心から思うことができます。