おなじみ「桃太郎」のお話の、その後を描いたものです。
川崎洋さんの軽い文体と、工藤さんの漫画チックな挿絵のおかげ?で、本来の桃太郎のお話とは切り離して、割り切って楽しめました。
鬼たちと仲直りして交流をもったり、鬼退治で活躍した仲間が他界し、一人残ったおじいさんが最後にはボケてしまったりと、桃太郎のパロディーとして楽しむツボが満載なので、まじめな気持ちで臨むと消化不良になる可能性があります。(笑)
こんな絵本もあったのね!と、大いに楽しみましょう。
ただ、小さいお子さんは、本来の桃太郎の話との区別ができないと思うので(混乱するかも)、あまりお薦めできません…。
うちの子(小1)は、それなりに楽しんでいたようです。
(一番面白かったのは“しりとり”のようですが!)