作者のプロフィールをカバーで読んで、笑ってしまいました。
主人公の「あたし」と似た経験があるそうで、
この作品で、仕返しができたと書かれていて、息子にうけました。
主人公の女の子のママの友だちが連れてくるのが、意地悪ブッチー。
ママ同士が友だちだからって、娘同士も友だちになれるとは限らない。
それを、ママたちは解っていない。
しまいに、ママは、「いろんなひとと おともだちに ならなきゃだめよ。」という、絶望的な回答。
ブッチーが来るたびに、自称ブッチーザウルスに「食べちゃうぞ」と脅されて、ある日ブッチーがうちにお泊まりに来る事になり…。
ブッチーが帰った後の、「あたし」の“ブッチー抹消”願望の絵がだんだんエスカレートしていくのが楽しいんです。
「あたし」のブッチー撃退大作戦のページはなかなかです。
かしこ〜い。大爆笑です。
“窮鼠猫をかむ”の絶体絶命の思いで、考えたんでしょうね。
それにしても、「あたし」のパーソナリティもなかなか面白い。
は虫類系が好きっていうのも、かなりの夢想家なのも。
ブッチーに劣らぬ将来楽しみな女の子でした。