読む前から、どんな感じのことが書いてあるのか想像できました。
アリスン・マギーですもの!
想像できたにもかかわらず、やっぱり読んでいるとぐっときて
しまうのです。
アリスン・マギーですもの!!
言葉の力ってすごいな。こんなに短い言葉のかけらで人の心を
揺り動かすことができるのだものなあ。
読みながら、「あなた」と娘が重なって、なんだかとっても
力をもらったような気がしました。
あなたは どんなひとに なり
いったい どこへ いくのだろう
でも、娘と重ねながらも、もしかしたら私だってまだまだ
ひらいていないたくさんのドアがあるのじゃないかと
思ってしまいました。
じぶんのなかの とほうもない ちからを
あなたは まだ しらない
私もまだ知らない、そんな風に思うのです。
娘は、読み終えて「いいお話だったね」というので
「詩かな」と答えました。「詩って何?」
「歌みたいなものかな」
たくさんのドアのうち、ひとつのドアの向こう側には
素敵な絵本や言葉があるのだよ。