ふわふわ耳のいぬくん。
ぼくって、なんでもいちばんなんだ。
というひとことから始まります。
お友達のてんとうむし、もぐら、がちょう、ろばと比べて、
「ぼくのかち!やっぱりぼくがいちばん」と自慢します。
でも、「はしること」「あなほり」「大きさ」とか
比べる相手はいぬくんが勝てる相手ばかりです。
自慢ばっかりでみんなはつまらなくなってしまいます。
落ち込むみんなの中で、もぐらくんがいいことを思いつきます。
「あなほり」はもぐら。「およぎ」はがちょうと
それぞれが得意なことで、いぬくんと競争し
いちばんはぼくだよってやりかえすのです。
いるよね~、「なんでもいちばん」になりたがる子。
小さい頃ならば、なにをしても「すごいね~!」って
ほめてもらえるけれど、ある程度大きくなってきたら
そうもいきません。
自慢ばっかりしていると、いやなやつになっちゃいます。
みんなに負けてしまったいぬくん。
がっくりと落ち込んでしまうのですが・・・。
兄ちゃんは「おはなし」として面白がったみたいですが、
次男はカラフルな絵と「ぼくがいちばん!」というところが
楽しかったみたいで、借りている間中なんども見てました。
ぼくが!じゃなくて、みんなのいちばんも
みつけられるようになって欲しいな♪