世界の国からいただきます！（徳間書店）

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本！

クッチーナママ

ママ・50代・東京都、女の子20歳　女の子17歳　男の子15歳

自己紹介: 母親になってよかったなと思うことの一つに、多くの素晴らしい絵本と出会えたことがあります。子どもを持つまでは知らなかった絵本の世界に、今は自分が一番どっぷりとはまっています。
今は学校図書館に勤務し、多くの本と格闘しながら、絵本ライフを楽しんでいます。

好きなもの: エッツ、ハッチンス、センダック、マックロスキー、バーニンガム、ベスコフ、フランソワーズ、リンドグレーン、バーバラクーニー、クエンティンブレイク、長新太、かがくいひろし、中川李枝子、五味太郎、せなけいこ、松岡享子、たかどのほうこ、柳原良平、安野光雅。

ひとこと: ２０１１年の１０月からこちらでレビューを書き始めました。 それから約10年… ２０２１年４月投稿レビューは5000を超えました。 こんなにもたくさんの絵本と出合えたことは、私の財産です。 子どもたちは大きくなり、絵本を卒業してしまいましたが、私は絵本の魅力にどっぷりとハマり、今は自分のために絵本を開いています。

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クッチーナママさんの声

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ドラマの演出みたい　

投稿日：2024/09/02

わたしは地下鉄です
	作: キム・ヒョウン訳: 万木森玲出版社: 岩崎書店

絵本は初めにタイトルページがあり、お話が始まっていくというのが一般的だと思うのですが、こちらの絵本はすぐにストーリーが始まって、途中にタイトルページが挟まっています。
ドラマの演出見たい！とワクワクしました。
とても大人っぽい絵本です。
韓国の都市を走る「地下鉄」の目線で描かれています。ハングルや韓国の街並みがおしゃれで、見ていてとても楽しめました。

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クスッと笑えるラスト　

投稿日：2024/08/28

やぎのはかせのだいはつめい
	作・絵: 槇ひろし出版社: 福音館書店

タイトルにひかれ手に取りました。
やぎのはかせが５年と８ヶ月と１週間かけて研究したのは、端から端まで歩くのに６１６歩もかかる大きな大きな機械。
その機会が巨大な木を飲みこむと、いろんな出口からみんなが使ういろんなものが出てきます。
ちょっと意味不明なのですが、ユーモアがあって、ラストもクスッと笑えるのがよかったです。

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あなたの名の由来はね　

投稿日：2024/08/27

アルマの名前がながいわけ
	作: フアナ・マルティネス-ニール訳: 宇野和美出版社: ゴブリン書房

表紙に描かれた、少し恥ずかしそうにはにかむ女の子の表情が可愛くて、手に取りました。
書くとはみ出しちゃうほど長いアルマの名前。その一つ一つに物語があって、家族の歴史が詰まった名前であると、お父さんが教えてくれます。
読んだ後は、きっと自分の名前の由来を知りたくなるでしょうね。親子で名前について話すきっかけになるおはなしかもしれません。

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うみの魅力が詰まった作品　

投稿日：2024/08/27

海ビーグル号で海たんけん
	作: 高久至出版社: アリス館

『かくれているようみのなか』や『すいめん』など、高久至さんの海をテーマにした作品は、どれも素敵な写真をたくさん見ることができるので、大人も夢中になってしまいます。
こちらは、高久さんが自身で車を改造して日本の海を周った探検の様子を描いた作品です。
沖縄のサンゴ、北海道の海に暮らす哺乳類、瀬戸内海の渦などなど、海の魅力が詰まった作品。巻末の地図を広げたまま読むと、探検の場所がわかるような仕掛けになっているのもよかったです。

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あまりにも違うけれど　

投稿日：2024/08/27

ともだちともる
	作: 内田麟太郎絵: 黒井健出版社: 文研出版

黒井健さんのイラストということで興味を持ちました。
同じかえるの仲間だけれど、あまりにも大きさの違うアマガエルとウシガエル。
互いに声をかけることができなかった二人が、だんだんと距離を縮めていく様子が語られます。
二人の様子が、人と人とのやりとりと一緒で、共感できました。心があたたかくなるお話です。

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テレビ番組から誕生　

投稿日：2024/08/27

♪ピンポンパンポンプー
	監修: 中居正広キャラクターデザイン: 劇団ひとり文: 古市憲寿絵: 小山友子出版社: マガジンハウス

作者の欄が「中居正広」「劇団ひとり」「古市憲寿」となっていたので、気になって読んでみました。テレビ番組から誕生した絵本とのことです。
大の仲良しのびりー君とのんちゃん。二人でのんびりーランドに行く約束をしていたのに、のんちゃんがなかなか来ない。
約束を破られたと思ったびりーくんは、「のんちゃんをきらいになってやる！」とのんちゃんの嫌なところを思い出そうとして……。
ほっこり心温まるお話でした。

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思いもよらぬ設定　

投稿日：2024/08/27

そうじきのなかのボンボン
	作・絵: 加藤絢子出版社: フレーベル館

雰囲気のあるおしゃれな表紙の絵に惹かれ、手に取りました。
ボンボンとボンボンパパは、古い掃除機の中で暮らすほこり（のようなもの？）です。
掃除機の中を掃除するときに、自分だったらこんなお話想像できないよなぁーと思うと、お話を作る方というのは、本当に想像力が豊かなんだなと感動します。
思いも寄らない設定でしたが、ラストも心地よく、読んでいて元気をもらいました。

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吊るされ干され、時間をおくと　

投稿日：2024/08/27

かきのみぼうや
	作・絵: よこみちけいこ出版社: ニコモ

「かきのみぼうや」という呼び名がかわいいなと思い、読んでみたくなりました。
渋柿なので、皮を剥いただけでは渋くて食べられないかきのみぼうや。
おいしくないと言われショックを受けるのですが、吊るされ、干され、時間をおくと、とってもおいしい干し柿になるのです。
干し柿が干されている様子を見ることは、最近ではグッと減ってしまっていると思うのですが、この絵本を見たら、子どもたちもきっと干し柿食べてみたい！となると思います。

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人間とは逆のなやみ　

投稿日：2024/08/27

ようかいのもりにょろりびようしつ
	作: 長谷川あかり出版社: 大日本図書

同じ「ようかいのもり」シリーズの『たぬきクリニック』が面白かったので、こちらも読むのが楽しみでした。
妖怪たちに大人気のにょろりびようしつ。今回もお客さまでいっぱい。
髪が艶々していて悩むすなかけばばあや、ふさふさで悩むかっぱなど、人間とは逆に悩んでいるところが笑えます。
それにしても、お客さんの心に寄り添うたぬき先生は、さすがです。

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シルエットクイズ　

投稿日：2024/08/27

ジャジャーン！
	作: いわいまき絵: 山口マオ出版社: あかね書房

「わにわに」シリーズなど、山口マオさんの味のある版画イラストが大好きなので、こちらも読むのが楽しみでした。
ピンクの舞台幕に何かが隠れています。シルエットに映った生き物が、ページをめくると、「ジャジャーン！」と現れて答え合わせができるというしかけ。クイズのように楽しめるので、小さい子向けのおはなしかいなどで読んでも盛り上がりそうだなと思いました。

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