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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

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なみ@えほん

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なみ@えほんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 太陽を 呼んでくるのは・・・  投稿日:2016/05/17
ながいながいよる
ながいながいよる 作: マリオン・デーン・バウアー
絵: テッド・ルウィン
訳: 千葉 茂樹

出版社: 岩波書店
 夜の森の深い闇、そこを照らす月明り、静寂・・・。どきどきするように美しく、そして、ちょっと怖い感じ。

 猛々しい動物がアップで描かれています。迫力があります。彼らは怒っている。なぜなら、太陽がでていないから。力づくで取り戻そうとする彼ら。でも「あなたじゃない」 あなたにはできない、といさめる風。

 では、誰が?それは、小鳥。小鳥が得意なのは歌うこと。「ディー、ディー、ディー」 太陽の心を動かすのは、力ではなく 心地よいもの。

 日の光が少しづつ森に満ちていく様子が 美しいです。明るさだけでなく、じんわりと暖かさも伝わってきます。これから春がくるのです。

 風の音の活字での表し方が独特で 作者の特別な意図があるようで、印象深く感じました。声にだして読む時には、この表し方を受けとめて読みたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい すっかり、そのつもりになって 読みました。  投稿日:2016/05/16
カボちゃんのひっこし!?
カボちゃんのひっこし!? 作: 高山栄子
絵: 武田 美穂

出版社: 理論社
 いやぁー、だまされました。このタイトル、この展開。多くの人がだまされたのでは?と思ったけれど、そうでもないのかな?私は パパのセリフの「また、あたらしいともだちも できるだろうけど」ですっかりそのつもりに・・・。転校じゃなくて、「おとまり」で良かった!

 私も小学校の時、親の仕事の関係で転校しました。友達と離れるのが、本当に寂しかったです。今では、それもまた人生かな~と思いますが。

 カボちゃん、1年1組での毎日がどんなに大切で、友達との絆がどんなに強いか再確認できたね。これからも、みんなと一緒に仲良く、楽しく過ごしてね。

 カボちゃんシリーズの どのおはなしも、武田美穂さんの絵がばっちり きまっていて、楽しく読めました。
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なかなかよいと思う てきチームだって・・・おうえんしたっていいんだよ  投稿日:2016/05/16
カボちゃんのうんどうかい
カボちゃんのうんどうかい 作: 高山栄子
絵: 武田 美穂

出版社: 理論社
 運動会、賑やかで楽しそう~。花火まであがっているのです!

 でも、いつも仲良しの仲間が、赤組、白組に別れて勝負するので、カボちゃん、フクザツ・・・。せっかくの運動会、楽しくないかも??

 でも「てきチームだって ともだちだもん!おうえんしたっていいんだよ」って言えたカボちゃん、えらい! その通りだよね。

 みんな、力一杯 がんばろう。運動会、楽しく思えて良かったです!
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自信を持っておすすめしたい ちょっと 妬ましいかも?  投稿日:2016/05/16
世界でいちばんすばらしいもの
世界でいちばんすばらしいもの 著: ヴィヴィアン・フレンチ
絵: アンジェラ・バレット
訳: 石井 睦美

出版社: BL出版
 絵が細やかで美しく、とっても優雅な感じです。

 「王さまとお妃さまが大切な大切な王女のおむこさんを探す」というお話です。昔話によくあるパターンのお話ですね。著者の紹介に「心髄は伝統的な物語の再話や、古典文学を独自のおとぎ話に仕立てる~」とありました。

 画面があまりにも優美なため、どうしても昔話を読んでいる気分になるのですが、スーツでネクタイ姿の王さまや、バンダナを巻いてタイプを打つ賢老の姿、飛行機やロケット弾などを見て、頭の中を軌道修正しながら読みました。求婚者たちが「世界でいちばんすばらしいもの」として持ってくるものが多様で面白かったです。

 それにしても、王女は美しく、両親にも恵まれ、何不自由ない生活。さらに、自分では何の苦労もなく素敵な若者の妻に・・・。うーん、ちょっと妬ましいかも・・?(笑)
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自信を持っておすすめしたい 成長の節目  投稿日:2016/05/15
カボちゃんのはっぴょうかい
カボちゃんのはっぴょうかい 作: 高山栄子
絵: 武田 美穂

出版社: 理論社
 ピアニカ、娘たちも使っていました。ちなみに、私の時は、木琴でした。横にながーい木琴を、頑張って学校に持って行った記憶が・・・。時代が違いますねぇ。いつからピアニカに変わったのかしら?

 カボちゃんは、ピアニカが苦手。間違えたら恥ずかしいし、みんなにも悪い。集団生活って、みんなと同じようにできないことがあるって、なかなか大変なんですよね。そういう気持ち、思い出しました。

 でもさすが、カボちゃんとソラオくんは頑張り屋さん。そして、クラスの友達もほんと、あったかい。学校っていいな、友達っていいなと思えるお話でした。そして、こういう 日常とちょっと違う「行事」は、成長の節目になるんだなと改めて思いました。
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なかなかよいと思う すてきな ママ  投稿日:2016/05/14
とことんトマトン
とことんトマトン 作: 高山栄子
絵: 武田 美穂

出版社: 理論社
 カボちゃんのクラスメイト、可愛いトマトの トマトンのお話です。

 幼稚園の時、トマトンは泣き虫の弱虫。でも、家族に魔法をかけてもらって、頑張るかんばりやさんです。そして、一年生。なんと、トマトンのママのおなかに赤ちゃんが!トマトンはお姉ちゃんになるのです。「お姉ちゃんらしく~」と頑張ってみるものの、なんだか胸がチクッ、そして涙がぽろん・・・。

 子どもは、小さな頭と体の中で、大人が思いもよらないことを考えたり感じたり、頑張ったりしています。私もすでに成人した娘から「子どもの時、こんな風に思ってた」とか「この時、こんなことを言われて衝撃だった」とか 何かの折にふと言われて、びっくりすることがあります。

 子どもの心は柔らかい。いろんなものを吸収して成長する一方、傷つきやすくもあります。そして、「したい気持ち」に、「できること」が追い付かないこともあります。注意深く見守ってあげたいですね。

 トマトンのママ、泣いているトマトンを 笑顔でしっかりと抱きしめてあげていてステキです。いいお母さんだなぁ。
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なかなかよいと思う カボちゃん、しっかり前を向いてね(笑)  投稿日:2016/05/13
カボちゃんのふでばこ
カボちゃんのふでばこ 作: 高山栄子
絵: 武田 美穂

出版社: 理論社
 学校には、余計なものを持っていってはいけません。

 でも、ちょっと、心の潤いになるようなもの、友達に自慢したくなるようなもの、一緒に楽しめるものを持っていきたい・・・ですよね?その気持ちに応えてくれるのが、ちょっと凝った学用品です。

 人気キャラクターの鉛筆、香りがついていたり、形の変わった消しゴム、かっこいい筆箱♪ 私にも覚えがあります。きっと、いつの時代もそうなのでしょうね。

 ソラオくんにもらった消しゴムを無くしてしまって ショックをうけているカボちゃん、でも、言いにくいことを正直にいうカボちゃん、元気のないカボちゃんを気づかうソラオくん。そんな彼らを囲むクラスの友達。学校って、やっぱりいいなーと思わせてくれる おはなしでした。

 でも、あんまり素敵な学用品は、やっぱり、お勉強のじゃまになりますよね。カボちゃん、しっかり前を向いてね(笑)
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自信を持っておすすめしたい B&A、行ってみたくなりました^^  投稿日:2016/05/13
おしゃれなクララとおばあちゃんのぼうし
おしゃれなクララとおばあちゃんのぼうし 文: エイミー・デ・ラ・ヘイ
絵: エミリー・サットン
訳: たかお ゆうこ

出版社: 徳間書店
 エミリー・サットンさんの絵が好きで、手にとりました。可愛くてお洒落な絵です。色づかいも好き♪

 ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の出版部門による絵本だそうです。V&Aを子どもたちに知ってもらい、親しみを持ってもらうように作られたのでしょう。

 クララが大事にしているおばあちゃんの帽子をお兄ちゃんが乱暴に扱って破いてしまいます。ほんとに、男の子ったら~! がっかりしているクララをお母さんはV&Aに連れていってくれました。帽子がたくさんあるのだそうです。クララがそこで見たもの、出会った人は・・・。一緒に行ったお兄ちゃんはつまらなさそうにしていたけれど、実はちゃんと気になるものを見つけていましたよ。だって、その夜、お兄ちゃんは見た夢は・・・。

 最初、ストーリーとしては物足りないと思ったのですが、何度も見ているうちに、V&Aに行って この絵本にでてきたものを探してみたくなりました。他にもいろいろと楽しいものがありそう♪(絵本作りの意図が成功?)ところで、破れた帽子を持っていったら、ホントに直してくれるのかしら?
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自信を持っておすすめしたい のりものが好きな 小さな男の子におすすめ  投稿日:2016/05/10
ちいさなタグは おおいそがし
ちいさなタグは おおいそがし 作: スティーヴン・サヴェッジ
訳: さくま ゆみこ

出版社: 講談社
 タグは小さなタグボート。他の船に比べて、特別に せいたかでも、はやくも、大きくもありません。でも、他の船たちがピンチの時は、タグの出番!タグはみんなを助けます。タグは、とっても働き者なのです。そして、タグがお仕事を頑張って、くたびれてしまった時には・・・。

 乗り物が大好きな小さな男の子におすすめの絵本です。小さなタグと、自分とを重ね合わせて、タグを応援しながらおはなしを楽しむのではないでしょうか?顔がついていて擬人化された船は親しみが持てますし、シンプルな絵、美しい色もとても素敵です。

 空や海の色が、その時々で変化していきますが、どの色もとても美しいです。子どもにとって、好きなものを楽しみながら 感性が磨かれる絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 家族の絆を感じる絵本  投稿日:2016/05/09
おとうさんおかえり
おとうさんおかえり 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: スティーヴン・サベッジ
訳: さくま ゆみこ

出版社: ブロンズ新社
 おとうさんが、夜、家に帰ってきます。さかなのおとうさんも、てんとうむしのおとうさんも、くもも いぬも・・・。

 とても単純な流れの絵本ですが、母と子の関係が描かれた絵本が多い中で、新鮮に感じられました。同じような繰り返しばかりでなく、「ライオンのおとうさんは、ひとりで くらしています。」という フェイントが面白いです。

 リノリウム版画の技法が使われた絵だということです。色が美しく、温かみ、安心感のある絵だと感じられました。特に、くものページが気に入りました。「くも」という意外性とデザインがステキです。
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