ポジティブ
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投稿日:2006/05/01 |
目が悪くなったうさぎはめがねをかけることに。
あだ名は当然「めがねうさぎ」。でも、大好きな本が読めるし、気にしません。
ある日、遊びから帰ってくるとめがねをなくしてしまったことに気づきます。
外はもう真夜中。でも、大事なめがねのためにうさぎは夜の森に入っていきます。するといろいろな動物に遭遇して。。
私事ですが、初めてめがねをかけたのは小学生の時。とてもいやだった記憶があります。
クラスには必ず、ちょっと意地の悪いことをいう子がいますから。(笑)
でも、このうさぎはなかなか前向き。
お話自体もポジティブです。
目が悪いってそんなに悪いことばかりでもないかも、、、という気持ちにさせてくれます。
和紙を切って作られたあたたかみのある絵もこのお話にぴったりです。
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涙の出るお話
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投稿日:2006/05/01 |
本屋さんで、はっきりとした線で描かれた恐竜とこのタイトルのミスマッチに目をひかれました。
やさしいマイラサウラの母親はあるたまごを孵化します。名前はハート。実はそれはティラノサウルスだったのです。
自然界のピラミッドで、上と下、つまり捕食するものとされるものの関係で「親子の愛」が成立するかというお話です。
これだけ読むと「似た話ってわりとあるよな」と思ってしまいますが、このタイトルと絵は斬新ですね。
私がこの本を手に取っていると、後から来た3才くらいの男の子が平積みされた一冊をとって熱心に見入っていました。
表層的かもしれませんが、小さい男の子でも手に取りやすいこの「恐竜」という主人公と、版画を思わせる荒い線は絵本にめずらしくていいと思いました。
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もったいないばあさんはふつうのばあさん?
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投稿日:2006/05/01 |
ご飯を残した子供がいるともったいないばあさんがやって来ます。
「もったいない もったいない わたしにたべさせて」
ばあさんは子供の残したご飯を食べます。そしてこどもが口のまわりに付けたご飯粒もとって食べてしまいます。
最初のうちはばあさんは妖怪みたいでちょっと怖いです。大判の絵本に、因業そうなおばあさんのアップ。地味な色調。
でも、みかんの皮をお風呂に入れたり、電器がもったいなくて消して寝てしまったり、だんだん普通のおばあさんにみえてきます。
子供の頃、ものを粗末にすると「もったいないおばけがでるぞ」と脅されたものですが、そんなところから来た絵本なのでしょうか。
いいと思います。
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いいおうち
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投稿日:2006/05/01 |
一気に家族が増えたバーバパパ。
以前住んでいた家は狭すぎ、とうとう壊れてしまいます。
空き家をみつけてみんなで改装。やった!と思いきや、取り壊されて団地が建ちます。
バーバパパを始め、男性はたまご形、ママや女の子はマトリューシカのような形が基本で変幻自在の彼らに、真四角な団地は向きません。
団地を出て放浪しているうちにとてもいい場所を見つけます。こうなったら自分たちにぴったりの家を建てよう!とみんなで協力して家を造ります。
フランスものらしい、鮮やかな色彩が楽しい一冊。子供たちの個性が表れてきてユニークです。
このお話で、家族はそれぞれ自分の部屋を持ちます。おなじみの断面図でみんなの部屋が一望できますが、一目でその子供の得意とすることがわかります。
家を造ることの大変さと楽しさ、みんなで協力して目的を達するこころ、そして、家を守るということ。。
家族の基本的な姿が描かれていると思います。
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家族ができた
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投稿日:2006/05/01 |
バーバパパの様子がおかしい。何にも関心を示さないし、つまらなそう。フランソワはお医者さんにみせます。
「これはバーバママがひとり 必要なようだ」
ということでフランソワは友人と一緒にバーバパパを連れて旅に出ます。旅の目的はもちろん「バーバママ探し」。
バーバパパはいろんなものに形を変え、世界中を旅して回るのですが。。。
このお話で、バーバパパにバーバママと7人の子供たちが出来ます。
バーバパパとバーバママがたまごを土に埋めて子供の誕生を待つところはほほえましいです。
このシリーズの魅力の一つは、断面図。土の中も見られます。昔、蟻の巣の断面図をみて覚えた興奮がよみがえってきます。
おすすめの本です。
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おばけの一家
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投稿日:2006/04/30 |
ご存じ、バーバパパのシリーズものです。
今日はバーバパパの誕生日。ママははりきってケーキを焼きます。でも、こどもは味見がしたくってたまらない。形を変えられる性質を利用してなんとかケーキを食べようとします。
カラフルで愉快な絵柄。それに「誕生日」とくればもう、色彩豊かで綺麗です。
子供の頃、大好きだった絵本です。バーバママみたいに釜でケーキを焼いてみたい! と憧れてました。
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不思議な男の子
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投稿日:2006/04/30 |
『ぞうのババール』で有名なフランス人作家の作品。
木が一本だけ生えている赤い山の近くにエミリーは住んでいます、ある日 望遠鏡で山の頂上に不思議な男の子を発見。早速、会いに行き友達になります。が、彼の奇妙な外貌は街の人々に騒動を巻き起こしてしまいます。。。
この男の子、何が不思議ってはだかで頭に一本とげが生えています。ほとんどしゃべりません。
でも、一筆書きのような簡単な線で描かれた「彼」はとってもキュートです。
「ボノム」というのはエミリーが彼につけた名前。フランス語を勉強している知人に聞いたところ多分「ボンノム」=「いい男性」という語からきているのだろうとのこと。
フランスらしい絵本です。
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昔ながらの製法で
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投稿日:2006/04/30 |
バーバパパのシリーズもの。
たくさんのブドウが収穫されます。バーバパパ家族はそれをジュースにして瓶詰めにしようとします。
足の形になって、昔ながらの方法でブドウを踏みながらジュースをしぼったり、瓶の形になってジュースをいれたり、とにかく楽しい内容です。
なにがよかったといって、ジュースを作っている場面が大好き。ブドウを足で踏む。。日本では考えられませんがやってみたかったです。
カラフルで楽しめる内容です。
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だれかがみている?
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投稿日:2006/04/30 |
「いじめっ子」「ふくれんぼ」「散らかしっぱなしの子」、、、困ったさんはどこにでもいますよね。
「今、自分はそれになっていないかな?」と自省させてくれる本です。
この絵本では「ものみどり」という不思議な鳥が子供たちをみているのですが、誰に見られていなくても自分を見直すことってとても大事。
簡単な線と色で描かれるちょっぴりブラックユーモアな教育本。
一家に一冊、ぜひどうぞ。
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言わずと知れた名作
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投稿日:2006/04/30 |
ねずみのぐりとぐらが森で大きなたまごをみつけます。
二匹は「このよでいちばんすきなのは おりょうりすること たべること」なので早速、カステラをつくることにします。
日本が生んだ屈指の名作絵本。子供の時に読んでいない人の方が少ないのではないでしょうか?
大きなフライパンで作る、卵色のカステラはなんとも美味しそう。 最近 絵本を元にしたお菓子作り本が出版さていてますが、そこにも登場するのがこれ!
どれだけ、人の心をつかんできたかわかりますよね。
お薦めの一冊です。
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