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ためしよみ

うごく！しゃべる！ぬりえーしょん海のいきもの（小学館集英社プロダクション）

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる！フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ！

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

やこちんさんの声

全2062件中 141 ～ 150件目

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母がよく歌ってた　

投稿日：2022/04/03

ゆりかごのうた
	詩: 北原白秋絵: 高見八重子出版社: ひさかたチャイルド

母がよく歌っていた懐かしい歌です。

歌のイメージ同様
柔らかいタッチの絵で
とてもとても癒されます。

ビワの木にかかるゆりかごが
静かに揺れて眠りを誘う・・。
ゆりかごの中の赤ん坊は、静かに眠っている・・。

眺めているだけでも
穏やかな眠りが約束されるような
心安らぐ一冊です。

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しろくま兄弟大冒険　

投稿日：2022/03/31

しろくまきょうだいのセイウチまつり
	作: 庄野ナホコ出版社: 小学館

子育て中だとよくあるエピソードです。

一番下のきょうだいが熱を出して
イベントに行けなくなって
上の子は、あきらめきれずに自力でイベントへ・・。
帰り道、心細いし、遅くなったしで怒られると思っていたのに
帰り着いたらお母さんは「よかった！無事で！！」

今なら
その母の気持ちがとてもよくわかります。

しろくまだからワンオペ育児みたいで
お父さんは出てきません。
おかあさん、
小さい子熱出してて
お兄ちゃんたちいなくなってて
それはそれは心配したでしょう。
無事でよかった！！

母の気持ちを代弁したくなる一冊です。

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まあるいもの　

投稿日：2022/03/30

まるくておいしいよ
	作・絵: こにしえいこ出版社: 福音館書店

人間って、丸の中に点が三つあるだけで「顔」と認識してしまうんですって。

そんな心理を突いたのか
この本には、丸から連想される食べ物がたくさん！！！

色とりどりの丸たちは、自由奔放で
まるで踊っているよう。

そうそう
最近知ったのだけれど
テストの採点では
日本では、正解が丸で、不正解がチェックマークだけど
外国は逆なんだって・・。

じゃぁ
この「丸」に肯定的なイメージを持つのは
日本人だけなのかなぁ・・。

ふと考えてしまった一冊です。

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和訳が素晴らしい　

投稿日：2022/03/30

ぼくは川のように話す
	文: ジョーダン・スコット絵: シドニー・スミス訳: 原田勝出版社: 偕成社

吃音のある筆者の、少年時代の実話。

「口の調子が悪い」時がある筆者。
学校でからかわれ、そんなときは口もききたくなく
迎えに来た父と川原で過ごします。
父が
「川の流れを見ろ、お前の話し方にそっくりだ」と言います。
川の流れは、よどみなくさらさら流れるだけでなく
時に岩にぶつかり渦巻きながら流れていくのです・・。

思い通り言葉はでてこないけれど
胸の中にたまった言葉はあふれるほどで
泣いてしまいそうなときは、この川を思い出そう・・。
父の言葉を聞いて
少年は言葉には出さずとも、胸の中でそう誓います。

とにかく、和訳が素晴らしい。
言葉にできない思いをが美しい日本語で表現されていて。
その様はきらきらと輝いています。

声に出して読みたい。
そんな一冊です。

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飯テロ系絵本　

投稿日：2022/03/28

ケーキになあれ！
	作: ふじもとのりこ出版社: ＢＬ出版

あぁ、夜中に読んでしまった・・。
よりによって、こんな時間に読むんじゃなかった・・。
明日きっと、洋菓子スイーツを買ってしまう・・。

果物のページの次に
それを使ったケーキの完成形。

とてもリアル+温かみがあり
唾がたくさんわいてきました。

最後の誕生日ケーキは圧巻です！！

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すごい発明　

投稿日：2022/03/28

6この点点字を発明したルイ・ブライユのおはなし
	文: ジェン・ブライアント絵: ボリス・クリコフ訳: 日当陽子出版社: 岩崎書店

点字を発明した、ルイブライユのお話です。

事故で両目の視力を、わずか５歳で失った彼は
その後、もともとの頭の良さもあり
10代で、６点点字を開発します。
その道のりを支えていたのは
彼自身のの努力はもちろんのこと、
周囲の人たちのたくさんの理解と協力でした。

私自身
視覚障碍者の方たちのための音声をつくるボランティアをしていて
実際に当事者の方たちとお話しすることもありますが
みなさん、好奇心旺盛です。

このルイブライユも、とても好奇心旺盛で
本が効率よく読みたくて、自分のために６点点字を作ったのでしょう。
彼が、幼いころのごく短い期間でも、見える時間が持てていたのも、よかった。

この６点点字が生まれるまでの、すべての条件に
感謝したい気持ちです。

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あたたかいお話　

投稿日：2022/03/25

宇宙人がいた
	作: やまだともこ絵: いとうみき出版社: 金の星社

UFOの故障で地球に不時着した宇宙人と
その宇宙人に家庭教師をしてもらう少年の交流を描いたお話です。

それぞれがそれぞれの文化に驚いたり感動したり。
それはなにか、
いまの地球規模で起こるいろんな出来事に通じるようにも感じます。

宇宙人がやかんのフォルムに感動して
UFOのアクセサリーのように取り付けてしまうエピソードもユーモラス。

少年が、宇宙飛行士を夢みるようになるラストまで
美しい流れの
心温まるお話です。

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胸にせまる・・　

投稿日：2022/03/25

けんちゃんのもみの木
	作: 美谷島邦子絵: いせひでこ出版社: ＢＬ出版

こんなに悲しみが生々しい本を
私は読んだことがない・・。

日航機墜落事故で息子を亡くされた方の絵本です。

一粒一粒を何度も吟味されたであろう言葉が
穏やかに物語るものは
言い尽くせない悲しみのように感じました。

逆縁は、
それがどんな場合であれ
癒えることはないものだと思います。

この絵本は
そんな誰かに寄り添える一冊だと思います。

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穏やかな時間の過ごし方　

投稿日：2022/03/07

アリィはおとどけやさん
	作: 大久保雨咲絵: 吉田尚令出版社: ひさかたチャイルド

仕事に忙しいありのアリィと、遊んでほしい芋虫のイモムー。
なかなか遊ぶことができません。
だけど
偶然できた仕事の合間の時間にぼーっとする時間ができて、
不思議な気持ちになるのです。
「はじめてぼーっとした・・」

最近見たネットニュースに「専業主婦になって、世間から取り残されているかもと焦りを感じた」という記事を見ました。
ずっと働いていて
出産と育児のため、仕事から離れた時
わたしは・・不思議とそんな気持ちにはなりませんでした。
むしろ、いつも自転車でただただ目的地にだけ向かっていたのに、
娘の歩幅に合わせてするお散歩で
「あぁこんなところに花が咲いていたんだ・・」など
新しい発見がたくさんあり
こんな時間の過ごし方も悪くないと思えたのです。
この本を読んで
そんな素敵な時間のことを
しみじみと思いだしました。

イモムーはやがて、
さなぎになり、蝶になり
アリィの元を離れるでしょう。
その前に気づけた気持ち・・。

今を、今を大切に・・・。

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夜の静けさと、それに続く希望のような光・・　

投稿日：2022/02/24

夜をあるく
	作: マリー・ドルレアン訳: よしいかずみ出版社: ＢＬ出版

日の出前に出かけ
暗い森を抜け、山を登って、夜明けを見る。
その行程が丁寧に描かれています。

夜の色が絶妙です。
またそこに描かれる夜の風景も・・。
月や星、部屋や街や列車の明かりが効果的にちりばめられ、
暗闇だからこそ浮かび上がる、ある種ありふれた景色が
輝いて見えます。

とうとう到着した夜明け前の山頂から見えた日の光は
それはそれはまばゆく
まるでかがやく希望のよう。

素敵な一冊に出会えました。

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