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ひなぎぬ

ママ・40代・埼玉県、女の子18歳　男の子16歳　女の子11歳

ひなぎぬさんの声

全134件中 11 ～ 20件目

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シンプルで力強い　

投稿日：2010/02/19

まっくろネリノ
	作: ヘルガ・ガルラー訳: 矢川澄子出版社: 偕成社

まっくろの小鳥、ネリノはいじめられっこ。
４人の兄さんはみんなカラフルできれいなので、ネリノは仲間はずれにされます。
ネリノの寂しさ、やるせなさがストレートに伝わってせつないです。
語りはネリノの一人称なので、すんなり自分＝ネリノに同調します。
なんとかきれいな色になろうとするネリノですが、うまくいきません。
でも、ネリノのコンプレックスが強力な武器になって兄さんたちのピンチを救うことができるのです。
自分の嫌なところが自分の持ち味になる、いまのままで大丈夫だよ。
シンプルな絵本ですが、力強いメッセージが心に響く名作だと思います。

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ぷっぷっぷっ　

投稿日：2010/02/19

ルウのおうち
	作: 松谷みよ子絵: 武田美穂出版社: 講談社

「モモちゃんは、このごろ　とってもいじわるモモちゃんになりました」
思い当たるふしがあるのか、この出だしから心をわしづかみにされた娘。
うんうん、あるよね、そういう時が。
わざと意地悪しちゃったり、素直になれないとき。
仲良しのくまのぬいぐるみのルウに意地悪をしたモモちゃんは、ルウに家出をされて、さぁ大変！
急いでルウを探しにでかけます。
ルウを探す旅の中で、ルウがどんなに大事な存在だったか改めて気づくモモちゃん。
ルウとモモちゃんの友情に心が温かくなる、素敵な絵本です。
モモちゃんシリーズの中でもとくにおすすめしたいかわいい一冊。

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発見！　

投稿日：2010/02/19

そらいろのたね
	作: 中川李枝子絵: 大村百合子出版社: 福音館書店

そらいろのたねを埋めたら、そらいろの家が生えてきた！
その発想にびっくり。
文句なしに楽しい絵本です。
水をもらって、お日様の光を浴びて、どんどん大きくなるそらいろの家。
最初はひよこしか入れない小さな家だったのに、お城みたいな立派なお屋敷になります。
ページをめくるだびに大きく、いろんな動物や子供たちが入っていく家の様子にわくわく。
ぐりとぐらが登場していたり、細部も楽しいです。
「あっ、ぐりとぐらだ～！」と子どもが大興奮。
ぜひ「ぐりとぐら」を先に読んでから、この絵本を読んでくださいね。

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初めて絵本におすすめ　

投稿日：2010/02/19

つないでパズルえほんあかちゃんどっち？
	作: わだことみ絵: いちはらじゅん出版社: 小学館

パズルと本のいいとこ取り！の楽しい絵本です。
スポンジを丈夫な厚い紙で挟んであって、安全性も耐久性も二重丸。
少々乱暴に扱っても安心なのが嬉しいですね。
絵本に興味を持ち始めた小さな子にピッタリです。
たまごのピースをはずすと赤ちゃんが現れるしかけ。
「いないいないばぁ」みたいにして見せても喜びますよ。

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うっとり　

投稿日：2010/02/15

シンデレラ
	作: シャルル・ペロー絵: 東逸子訳: 天沢退二郎出版社: 三起商行（ミキハウス）

宝物にしたい美しい絵本です。
なんといっても、絵が素晴らしい！
お姫さま絵本はこうあってほしい、というまさに王道。
娘（3歳）には少々長すぎるようでしたが、絵の美しさのおかげか夢中になっていました。
ディズニー大好きなのですが、より原作に忠実なこのシンデレラも素敵。
子どもよりママのほうが好きになる絵本かも・・・。

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う～ん、この感触・・・　

投稿日：2010/02/12

どろんここぶた
	作: アーノルド・ローベル訳: 岸田衿子出版社: 文化出版局

こぶたくんの大好きなどろんこの感触。
読んでいるだけで、「ああ、わかる」と共感しちゃいます。
どろんこ遊びの好きな娘も、すっかりこぶたくんの同士気分に。
どろんこを求めて大冒険をするこぶたくんのお話、ドキドキワクワクです。

絵本というより「読み物」という感じのこの作品。
ページ数も多いし、3歳の娘には早いかな？と思ったのですが・・・。
絵が多いので、ページ数の割りに長すぎず最後まで一気に読めます。
ちょっと長いお話に挑戦しようかな、というときにピッタリですよ。

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凛としたマドレーヌ　

投稿日：2010/02/12

マドレーヌとローマのねこたち
	作・絵: ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ訳: 江國香織出版社: ＢＬ出版

どろぼうにも、どろぼうなりの事情があるのね・・・。
そのへんの描写は小さな子には難しいのかな？
ごはんをお腹いっぱい食べて、のんきに旅行をしているあんたに、みなしごのわたしたちのなにがわかるの？
そんな自称みなしごの女の子に
「でも、盗むのは悪いことだわ」と敢然と言い放つマドレーヌ。
悪いことは、悪い。
こどもにそんなメッセージを伝えていきたいですよね。
最終的には、めでたしめでたしのハッピーエンド。
重い描写もありながら、まるごと解決してさわやかに終わります。
この大団円を物足りないと思うか、ハッピーエンドでよかったと思うかは読み手の年齢によるかもしれません。
でも、やっぱり個人的には、マドレーヌの世界は重さを引きずってほしくないですね。

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わくわく♪　

投稿日：2010/02/09

たのしいたてもの
	作・絵: 青山邦彦出版社: 教育画劇

建築中に放置されてからっぽのままの建物。
寂しくため息をついていると、建築家がやってきて素敵な建物にしてくれました！
とっても個性豊かな住民たちが楽しいです。
それぞれ「自分の部屋は自分たちでつくる」ので、建物が不安になるのも当然のメチャクチャぶり。
花屋さん、お菓子屋さん、時計職人・・・。
紙面のすみずみまでじっくり眺めたい絵本です。
こどもと一緒に「わたしはこの部屋に住む」と決めて、部屋の住民になったつもりで読みました。
本当に、こんなおうちに住みたいな～。
いまいち存在感のなかった建築家さん、最後はビシっときめてかっこいい。
「みんなでつくりあげていく楽しさ」がつまったラストです。

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じ～ん　

投稿日：2010/02/09

あかちゃんがうまれたらなるなるなんになる？
	作・絵: スギヤマカナヨ出版社: ポプラ社

わたし・おかあさん・おとうさんの３人家族に、赤ちゃんがうまれました。
赤ちゃんがうまれると、何になる？
「やさしく」なる、「くたくたに」なる、「にこにこに」なる・・・。
そんな、いろいろの「なる」の絵本です。
ちょうどお姉ちゃんに弟、という組み合わせが我が家と同じだったため、ことさらじ～んと胸に迫りました。
そうそう、わかるー、って頷きたくなる場面もいっぱい。
なかでも、赤ちゃんをうらやましくなるお姉ちゃんのページは心に沁みました。
ちょっと悲しそうな、不安でいっぱいのお姉ちゃんがいじらしい。
がんばれ、でも、無理しなくていいよ。
おかあさんにギュっとされて「わたしだけのおかあさん」に甘えている姿には、自分も娘をちゃんと甘えさせてあげられてるかな？と反省。
いろんな葛藤や大変さをみんなで乗り越えて、家族になっていく過程が感動です。
こんなすごいこと、みんな普通にやっているんだなぁ。
その「普通」がすごい！

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魔法？！　

投稿日：2010/02/09

ギャロップ！！
	作・絵: ルーファス・バトラー・セダー訳: たにゆき出版社: 大日本絵画

びっくり！の一言です。
すごい仕掛け絵本が発売、と絵本ナビで紹介されていたので、この絵本の存在は知っていました。
知ってはいましたが、それでも本当に驚きました。
ええっ、なに、この動き！
本屋さんの店頭見本にくぎづけ。
とっても不思議で、何度も何度もページを開いたり閉じたりしました。
まるで魔法みたい。
「動く」こともすごいけど、動物たちの動きが本物みたいに滑らかでまたすごい。
感想がすごいの連発になる、ものすごい絵本です。

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