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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ちゅら。

その他の方・60代・千葉県、男の子28歳

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ちゅら。さんの声

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自信を持っておすすめしたい 繰り返し繰り返し・・歌うように楽しく♪  投稿日:2009/04/23
ヨッケリなしをとっといで
ヨッケリなしをとっといで 絵: フェリックス・ホフマン
訳: おかしのぶ

出版社: 架空社
訳のリズムと絵の可愛らしさが素晴らしい絵本。

無理矢理、なしを取って来させたい親方と、なしが落ちたくなるまで待っていてあげたいヨッケリ。
そのヨッケリを待っていてあげたい犬。
その犬をまっていてあげたい・・・・・

ヨッケリはただの怠け者なのか、なしの気持ちを思って待っていてあげる心優しい少年なのか・・意見が分かれるところ。

私は、待っていてあげたい、優しいヨッケリなのだと思いたい。
スローライフ、バンザイ!!
の〜んびりするお話し。

小さいサイズの絵本なので、家庭での読み聞かせには良いけれど、大人数には不向きです。
素話でも面白味が十分伝わります。
何度も繰り返す内に、子ども達が一緒に口ずさみたくなるような良いリズムです。
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自信を持っておすすめしたい 海の代弁者となる、絵本。  投稿日:2009/04/21
うみ
うみ 作・絵: G・ブライアン・カラス
訳: くどう なおこ

出版社: フレーベル館
「ぼくは、うみだよ」 で始まるこの絵本。

海自身が語りかけてくれる絵本です。
人間が生まれるずーっと前から、海は海だった。
それなのに、とても若々しくて純粋なことに感動します。

くどうなおこさんの、素直で穏やかな訳が、海の人柄(?)にぴったりです。
こんなに優しい海の気持ち、裏切りたくないなぁ。

とても気持ちの良い絵本。

海のささやきがききたくて、すぐにでも海に行きたくなります。
やはり人間のふるさとは、海なのでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい きっと、だれかの役に立っている。  投稿日:2009/04/21
こいぬのうんち
こいぬのうんち 作: クオン・ジョンセン
絵: チョン・スンガク
訳: ピョン・キジャ

出版社: 平凡社
みんなは何かの役に立っているのに、ボクは汚いだけの「こいぬのうんち」。
誰の役にも立たず、だれからも好かれない。
そう思って悲しむ「こいぬのうんち」に語りかけるのは、たんぽぽ。
私がお花を咲かせるのには、あなたが必要なの、と。
私の根のまわりで栄養になって!と。

「こいぬのうんち」はとても喜び、優しくたんぽぽの根を抱きしめて、栄養を与え、きれいなたんぽぽの花が咲きます。

うんちは地面に溶けて形を無くし、たんぽぽの栄養になって吸収されてしまうので、「自己犠牲」を感じさせてしまいそうなのですが、この絵本では、ちゃんとたんぽぽのお花の中に「こいぬのうんち」がいる、という実感を与えてくれていると思います。

タイトルは「うんち」で、ちょっと笑いなのですが、しみじみと優しく、じっくり聞くことができるお話しです。

自分にできること、自分にしかできないこと。
「汚い」といじめられていたうんちが、実はきれいなお花になくてはならないものだったということ。

読後、春のようにあたたかい気持ちが残ります。
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自信を持っておすすめしたい 無いものを悲しまず、あるものを楽しむ。  投稿日:2009/04/21
トンちゃんってそういうネコ
トンちゃんってそういうネコ 作・絵: MAYA MAXX
出版社: KADOKAWA
トンちゃんは、シマシマで元気なオトコノコのネコ。
たくさん食べるし、うんちもおおきい。
そして、トンちゃんには、あしが一本ないの。

でも、トンちゃんは、早く走れなくても、小鳥やネズミを捕まえられなくても、「足が一本ないせいだ」なんて考えないの。
たくさんご飯を食べて、本の上に座ったり、雨粒を見たり、草むらに寝っ転がったり、毎日がとても楽しそう。
無いもののことを思い悲しむことなどせずに、自分にある幸せを満喫している。
トンちゃんってそういうネコ。

画家のMAYA MAXXさんが、実際に飼っている猫と、ご近所に住んでいる足の不自由な少年をリンクしてお話しにされたそうです。
大きな見開きに、黒一色で描かれた大きな絵。
一行ずつの言葉には、英訳も併記されています。
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なかなかよいと思う ひなたぼっこの、ぬくぬくおしゃべり。  投稿日:2009/04/21
ぬ〜くぬく
ぬ〜くぬく 作: 飯野 和好
絵: 山本 孝

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
ぽかぽかとした、ある秋の日。
お寺の縁側に干されて、「ぬ〜くぬく」としながらおしゃべりしているのは、干し大根と干し芋。
しかも、どこかののんびりとした方言(四国?)で、自分がどんなに美味しいか!の、自慢ごっこ。

干し大根も干し芋も、自分がこれからいろんな食べ物に変身して、みんなに「美味しい!」と喜んでもらう期待でワクワクしながら干されています。


お寺の和尚さんの、ゆったりとしたスローライフ。
そして、お日様の恵みをたっぷりと受け、収穫した時とは違う美味しさを生み出していく、スローフード。

「ぬ〜くぬく」とは、なんとピッタリなタイトルでしょう!
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自信を持っておすすめしたい どんどこどんどこ・命の力、命のつながり。  投稿日:2009/04/21
ひまわり
ひまわり 作・絵: 和歌山 静子
出版社: 福音館書店
ちいさな たねが とん」(見返しから始まります。縦開きの絵本)

 ・・・(大きなお日さまのした、地面に種がひとつ落ちます)

「つちの なかの ちいさな たねが どんどこどん」

 ・・・(大きなお日さまに見守られて、小さな芽が出ます)

「どんどこ どんどこ」

 ・・・(お日さまに向かって、どんどこ大きくなります)

「どんどこ どんどこ」

 ・・・(曇りの日も、雨の日も、風の日も、夜も、どんどこ)

「どんどこ どんどこ」
 ・
 ・(蕾が膨らみ、大きな花が開きました)
 ・
「どん」
 ・(紙面からはみ出すくらいの、大きなひまわりの花!)
 ・
後ろの見返しで、ひまわりはたくさんの種を実らせ、種がぱらぱらこぼれます。
これでおしまい、ではなくて。
最初の見返しに戻ると、また新しい命がはじまる絵本なのです。
「ちいさな たねが とん」と♪

「どんどこ どんどこ」が見開きで9ページ。
その間、ひまわりがどんどこ大きくなって行き、
「どんどこ どんどこ」の文字も大きくなります。

ここまで簡潔な言葉で、壮大な自然界を伝えてしまえる。
絵本は本当に素晴らしい!と、感動しました。

実はこの絵本、作者の原稿にはもっと言葉があったのだそうです。
ひまわりの気持ち。「まけないぞ!」とか「大きくなるぞ!」とか。
その言葉を、作者と編集者が悩んで悩んで・・・淘汰された言葉が「どんどこ どんどこ」
この圧倒される迫力、無駄な説明など確かに必要ありません。
しかし、ここまで言葉を削っていくとは・・凄いことです。

表紙は、ひまわりの花。
裏表紙は、ひまわりの花の後姿。
この絵本、完璧です。
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自信を持っておすすめしたい 体当たりの、子育て。  投稿日:2009/04/21
こんにゃろ!とうちゃん
こんにゃろ!とうちゃん 作: 梅田 俊作 梅田 佳子
絵: 梅田 俊作 梅田 佳子

出版社: 岩崎書店
夏休み、とうちゃんが海に連れて行ってくれると約束した。
ぼくと弟は、楽しみにしていた。
ぼくは、もう絵日記だって描いちゃったんだ。

『きょう、うみへいきました。すなはまでボールあそびをしました。こうらぼしもしました。おおきなパラソルのしたでおべんとうをたべました。うみはいいなあ!』

それなのに、とうちゃんは夕べ徹夜の仕事が入ってしまい、海へは行けなくなった。
おまけに、徹夜明けで帰ってくるとうちゃんが休めるようにと、かあちゃんに弟付きで家から出されてしまったのだ。

「くそー! どろぼー! にんげんのくずー!」

暑い校庭で、やりきれない思いをボールにぶつける、ぼく。

すると、寝ていたはずの、徹夜明けのとうちゃんがやってきて、
「こんにゃろー!とうちゃんだって、海に行きたかったんだぞー!」
と、一緒にボールを蹴りあった。

そして、かあちゃんがお弁当を持ってきて・・・

時間とお金をかけて旅行するのも、とても楽しい。
でも、少しの時間でも、家族で一緒に過ごすのが本当に楽しいのだ。

裏表紙に、書き直された絵日記が、微笑ましい。

とうちゃんもかあちゃんも、体当たりでしっかり子供を育てている。
モノより想い出。
この家族、いいなあ!
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自信を持っておすすめしたい ジリジリ太陽を、感じる絵本。  投稿日:2009/04/21
あついあついひ
あついあついひ 作・絵: しのづかゆみこ
出版社: 佼成出版社
暑い夏の日の、通り雨。
ジリジリ焼けた地面の近くに住むものたちが、待ちに待っていた雨。
生き物の喜びが、ストレートに伝わってきます。
カエルとミミズのうっとりとした恍惚の表情が、本当に素晴らしい。

植物も、科学絵本と分類されても良いくらい、繊細に描かれています。

抑えられた言葉も、的確。
降りはじめの大きな雨粒が、乾いた土にあたる・・・ぽし ぽし ぽし・・・

作者は、この側溝の中にカエルたちと一緒に住んでいたのか?と思ってしまうくらい、しっかりと目線が低い。
ジリジリ焼けた土の温度が、伝わるような絵本です。
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自信を持っておすすめしたい すごいぞ、カタツムリすごいぞ、ニンジン!  投稿日:2009/04/21
すきに なりそう・・・・
すきに なりそう・・・・ 作・絵: いもと ようこ
出版社: 至光社
おじいちゃんが、カタツムリをくれた。
「エサはニンジンだぞ」

ボクは、カタツムリもニンジンも大嫌い。
それなのに、飼うことになってしまうのです。
ボクにとっては、初めての飼育。
嫌い!と言いつつも、毎日お世話をしていたら、大発見しました!
ニンジンを食べたカタツムリは、オレンジ色のうんちをします。
ニンジンの葉っぱを食べると、緑色のうんちをします。
しかも、食べられながらもニンジンは葉っぱをどんどん伸ばしていく!

すごいぞ、カタツムリ。
すごいぞ、ニンジン。

子供って、新しい発見をするとどんどん興味が湧いてきて、夢中。

ボクが大嫌いだった、カタツムリとニンジンとの距離が、ページを捲る毎に近づいていきます。
そして最後は、「すきになりそう・・・・」

実体験させるって、大切です。

私も、ニンジン色のうんち、見てみたい!
参考になりました。 2人

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