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パンそのもののような、味わいのある絵本
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投稿日:2008/10/10 |
もうすっかり大人になっている私の妹が、幼少期に読んでいた絵本。息子に読んであげようと、久方ぶりに手に取ってみてびっくり!
この絵本も林明子さんの絵だったんだ!!
「はじめてのおつかい」「こんとあき」…なぜか私や妹が心惹かれる絵本の絵は、林明子さんの描いたものでした。当然子供の頃にその名前を知るはずもなく、ただ私たちの感性がその絵を好き!と呼んでいました。
息子もこの絵本が大のお気に入り。
一時は毎晩毎晩読んでいたので、文字が読めないはずの息子が、私と声を合わせて本文をすらすらと読んでしまうほど。
何がそんなにこの子を惹きつけるんだろう?
やっぱりこの柔らかい絵?
美味しそうに描かれているパン?
3人姉弟が、仲良くパンを作る行程が時間をおって描かれているのですが、途中でケンカしたり、汗をかくほどいっしょうけんめい協力しあったり、勇んで作ったパンが思いがけない形になってびっくりしたり…芳醇なパンの香りと共に、ほんわかと姉弟の愛情も伝わってくるような、優しい絵本です。
絵本のしめくくりに、パンという食べ物…小麦という植物とそれを食べるわたしたちのことについて触れられています。
とてもシンプルな言葉なのだけれど、しっかり「食育」にもつながるような言葉です。
ただの子供向けパン作りレシピ本の枠には収まらない、深い味わいのある…まさにパンそのもののような絵本なのです!!
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男の子なら必読!!
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投稿日:2008/10/09 |
男の子って、どうしてはたらく車に興味を持つのでしょう?
我が息子もご多分にもれず、そのように仕向けたわけじゃないのに、ショベルカーやクレーン車やバスといったはたらく車を見ると大興奮します。
そんな男の子を持つお子さんなら、ぜひ一度手にとってほしいのが、この「まかせとけ」。単純なストーリーですが、やみつきになることは間違いなし!オフロードダンプカー、カーゴトラックといった専門的な車両名&その車の絵であるにもかかわらず、みごとにかわいい色遣い&デザインで描かれています。
車系の絵本の中では、この三浦さんの描く車がいちばんだと思います。はたらく車の絵本をお探しなら、迷わずどうぞ!
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美味しそうなチョコレートにうっとり
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投稿日:2008/10/05 |
テレビアニメのおさるのジョージが大好きな3歳の息子。これはきっと絵本も大ウケに違いない!と買ってみました。
ところが、予想以上に親である自分がこの絵本にハマッてしまいました。というのも、美味しそうなチョコレートの絵に…。
おさるのジョージシリーズを読んだことのある方ならわかると思いますが、ジョージの絵本って、ドーナツをはじめ、食べ物の絵がとってもキュートで美味しそうに描かれているんですよね。このチョコレート工場の絵本でも、子供に読んであげているうちに、自分がチョコレートを食べたい衝動に駆られてきます。
子供はもちろん、おやつの出てくる絵本に弱いママさんやパパさんにもうってつけの絵本だと思いますよ。
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とってもとってもせつない気持ち
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投稿日:2008/10/05 |
ゴツゴツした恐竜の絵。
見るからに男の子ウケしそうな絵本だなあというのが、親である私の第一印象。
息子が選んで借りた絵本なのですが、息子に読んであげているうちに…やや、やばいぞ、なんだか切なくなってきた。最後はどうなるの?どうなっちゃうの??
気づいたら、涙声で絵本を読んでいました。
それに気づいてか、息子は絵本ではなく、私の顔をじっと見て、話を聞いていました。
ゴツゴツしたコミカルなきょうりゅうの絵とは対照的に、すごく繊細なお話。いやもしかしたら、この絵だからこそ、ストーリーがさらに際だつのかもしれない。
息子がこの絵本の良さを本当に理解する日は、もっと先のことだろう。だけどこの絵にひかれてこの本を読んだこと、ストーリー、きっと覚えていてほしいなと思いました。そして、大きくなってから読み返して欲しいと…。
そのときには、息子の心の中の何かがきっと洗われて、大切なことを学び知ることができると信じています。
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相対的に見る目
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投稿日:2008/08/24 |
どんなに美しい画像でも、スケールの大きさを体感することは、テレビでは難しいですよね。やっぱり生で、自分の目で、体感するのがいちばん。
でもこの絵本は、見事に「相対的」にスケールを感じさせてくれる素晴らしい絵本なのです。本当にシロナガスクジラや、エベレストを見たことがなくても、いかにそのスケールが大きいかを、すんなりと理解させてくれるのです。さらに、世界って、宇宙って、なんて大きいんだろうという感動さえも与えてくれる…。
まだ3歳の息子には難しいかな…と思い、棚の奥にしまってあるけれど、読んであげる機会が早く来てほしくてなりません。この本に出会うことで、きっと息子の中の世界観は大きく変わるはず。そう信じています。それくらい優れた科学絵本です。
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3歳のプレゼントはこれでキマリ!
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投稿日:2008/07/12 |
もうすぐ息子が3歳になるときに、この絵本を買ってあげました。
3歳の誕生日を迎えるこぐまちゃん。
できるようになったこと、大好きなこと、できなくてくやしいこと…
びっくりするくらい、息子にそっくり!!
息子も自然と、こぐまちゃんと自分を重ね合わせているようで、
「ぼくもボタン、ママにやってもらうよ」
「ぼくもお砂遊びするよ」
と、ページをめくるたびに話してくれました。
そしてこの絵本のとっておきは、いちばん最後のページ。
おっきなおっきなプレゼント箱の中に隠された、いっぱいの贈り物。
息子はそのページを開いたとき、思わず
「うわあ〜〜〜」と感嘆の声をあげていました。
こぐまちゃんの絵本って、ただカワイイだけじゃなくて、3歳という年齢の子供像が実に上手く投影されている優れた絵本なのだなあ…と改めて思いました。わかやまけんさんは、日本のブルーナさんですね!!
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自分と将来の娘へのプレゼントにしたい
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投稿日:2008/06/08 |
この絵本は、自分と将来の娘のために、買い求めました。
読むたびに、涙が溢れてきます。
我が子への愛しさ、これから成長する我が子への想い、親が子を想う気持ち、そして私の母が私を想ってくれる気持ち、我が子のそのまた我が子へと受け継がれていく「愛情」という名の輪廻…
さらさらと優しいタッチで描かれた絵と、風に揺れる花のように頁の上で紡がれる言葉とが、じんわりと私の心をほぐしてくれました。
今、私が生きていること。
母が、私を育ててくれたこと。
そして、愛しい子供たちが生まれてきてくれたこと。
当たり前のようで、奇跡的でもあるこれらのことに感謝したくなると同時に、何もかもが愛しい気持ちになりました。
将来、娘にプレゼントしたい最高の絵本です。
そのとき、娘はどんなふうにこの絵本をひもといてくれるのかな。
私はどんな想いで、この絵本を渡すのかな。
素晴らしい絵本に出逢えました。
たくさんの人に読んでもらいたいです。
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写実的だからこそ
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投稿日:2008/06/06 |
息子がまだ0歳の時に、私の母が「これ、あなたが小さいときに好きだったのよ!」と買ってきてくれた絵本です。
文字はありません。ただ、白い背景に犬やクマやライオンといった動物たちの親子の絵が描かれているのみ。
それでも写真かと見まごうほどに、ホンモノそっくり写実的な動物たちの絵は、多くを語ります。寧ろ文字は、不要な存在。子供の心の中で、読み聞かせる親子の対話の中で、ストーリーが生まれます。
単純化されたかわいいイラストで動物たちを紹介する絵本もいいけれど、やっぱり戻るところはこの絵本なのだろうな、と思います。
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優しさでできている
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投稿日:2008/06/05 |
「こんとあき」は、子供が生まれたら絶対に読んであげたいな…と思っていた絵本でした。そしてまだ早いかな、と思いつつも、待ちきれずこの絵本を買ってあげたのが、息子が2歳半の時。当時の息子にとってはかなり長い絵本だったのですが、意外や意外、息子の大のお気に入りになりました。
息子はどんなところが気に入っているんだろう?
気がつけば息子のお気に入りの絵本は、みんな林明子さんの絵本。「はじめてのおつかい」、「ぼくのぱん わたしのぱん」、そして「こんとあき」…。
林明子さんの絵は優しさでできている、そんな風に思います。そして子供にもその優しさがふんわりと伝わるんじゃないのかなあ。ただ美しいだけじゃない、子供を、人を、街を、世界を、暖かく包む林さんの眼差しが、そこにはあります。
個人的には、砂丘に着いた時の見開きの絵が好きです。
読んでいて、本当に眼前に砂丘が広がり、こんやあきと一緒に砂丘を見ているような気分になります。また、あきが初めて砂丘を見た感動がダイレクトに伝わってくる絵でもあります。
息子はまだ砂丘を見たことがありません。でももしいつか訪れることがあったなら、「『こんとあき』にあったね!」と絵本のことを思い出してくれると嬉しいな。そしてその絵本から感じとった優しさも…。
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こんなかわいいダンゴムシなら
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投稿日:2008/06/03 |
3歳になる息子は、ダンゴムシがだ〜い好き!散歩に出かけてダンゴムシを見つけると必ず「ママ見て!!ダンゴムシだよ!!」と大はしゃぎ。
そんな息子なら絶対に喜ぶハズだと思い、本屋さんで衝動買いした絵本です。
予想は的中。単純なストーリーながらも、ダンゴムシの目線で土での生活やいろんな仲間たちが、愛嬌たっぷりの絵でユーモラスに描かれており、息子はすぐに気に入ってくれました。また、絵本にはいろんなしかけもあり、読んでもらうことは勿論、息子は自分でページをめくるのも楽しいみたいです。
さらにこの絵本は、ケース入りという珍しいタイプの絵本でもありますが、そのケースがこれまたカワイイ!大きな葉っぱが描かれているケースの一部に穴があいており、そこから本の表紙にあるダンゴムシの顔が覗いて見えるのです。
ちっちゃいダンゴムシくんたちは、毎日こんな冒険をしているんだ…と、なんだかとっても彼らに愛着がわいてくるこの絵本。ホンモノのダンゴムシはちょっと苦手…という子供も、きっとダンゴムシと触れ合いたくなると思いますよ!
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