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すごく面白かった
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投稿日:2014/04/20 |
切ないひと夏。
自分の家が、命の帰って来る元寺だったとは。
入り乱れる登場人物の試行錯誤が等身大ですてき。出会いは一期一会という言葉を思い出すラストは、世代を超えて繋がる人と人のぬくもりを思い起こさせる。
私は大人なので、おばあさんの心境も読み取れたが、子どもなら子供たちの目を通して世界を見るのだろう。たぶん読む年齢によって違う感想を持てる深まりある物語だと思う。
町の歴史、人の歴史って、意外だよねぇ。
今回グレーのページがあり、二つの物語が並行しながら絡まっていく。最後は、な〜る!そういうこと!と暗示的。
すごくおもしろかった! いい作品! 一気に読んだよ!
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歴史に埋もれた個人の思い
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投稿日:2014/04/20 |
14〜5歳の直系の女の子が代々書いていくノート。家族のことや今の自分の想いが綴られています。
そこには泣く泣く朝鮮に渡ったことだったり、朝鮮の山に緑を戻す仕事だったり、引き揚げてから受けた辱めだったり、結核を患ったこと。さまざまに代々の女の子の気持ちが綴られています。
ファンタジーと心軽く読んでいた私はビックリ。朝鮮侵略、そこで生きた日本人、引き揚げのことも、教科書で習った程度にしか知らなかったので、ひとつひとつベールを剥いでいくような繊細で複雑な想いに自分を乗せて、飽きることなく読みました。
えらいリアルだけど、これ実話?え?と最後まで。
作者の母の創作に後を繋げたようですね。確かに最初は雰囲気違います。
これを児童文学世代が読んでくれたら、そりゃ嬉しいなぁ。作者の思いがわかる。
オバサンでさえう〜んと思ったもの。主人公と同じ十代に読んで欲しい。考えて欲しい。返却期限が大丈夫なら娘に読ませたかった。
これこそ人の人生を体験できる読書の醍醐味をいっぱいに詰めた本。
主人公の揺れる想い、経験して確信していく想いがよく伝わってきました。反対派の友達と話し合おうという姿勢がいいなと思いました。
国の歴史に埋もれた個人の想いは違う。ほんと、そうかも。教科書ではなく、身近な人にたくさんのお話を聞いていきたい。
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恋のときめき
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投稿日:2014/04/20 |
前に読んで、私もヒョウタン育てたい!と心に温め続けた本(タイムスリップするためじゃなく笑)
あれから十年近くか。奇しくもヒョウタンを育てた年に、娘が借り、再読。
残念ながら台風で実はやられたが、白い花はきれいだった。
ヒョウタンがきっかけで、奈良時代にタイムスリップする主人公。その先で知り合った男と恋に落ちます。
いったんは帰って来るのですが、またタイムスリップして……。
ラブストーリーなのだ。
小3も理解しながら読んでいたよ。漢字、読めてんのかな。
高学年からの、ヤングアダルト小説なんだけど。
読後感がラブラブでほんわか、夢にまで見たのを覚えている。
ヤングアダルトがドキドキわくわくと読めるお話です。
切ないというより、ドキドキ。
また古代好きには楽しい読み物。更級日記が元らしいが、私は奈良時代の背景が細かく描かれているところに心躍った。
聖武天皇が狂ったように謎の遷都を繰り返していた頃のお話。
かつて長岡京の隣に住み、恭仁京にも近かったので余計楽しかったン。
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優しい物語
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投稿日:2014/04/20 |
不器用な主人公がクビになって再就職するところから始まる花屋ファンタジー。
読んでてほんわか、毛羽立った心を眠りへと誘ってくれる優しい物語です。
花屋と妖精というメルヘンちっくなタッグに、小学生くらいの女の子なら惹かれそう。
ゆったり読みたい一冊。
ただ他の作品に比べ、ほんわか夢見心地度が高い気がした。
私は他の作品のが好きだが、だからこの本が悪いというわけでなく。
幻想物語が好きな方、お疲れの方、どうぞ。
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引き込まれた
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投稿日:2014/04/20 |
この薄さでは仕方ないけど、アッ!という間に終わってしまった。
もうちょっと続けてもおもしろいネタに練りあがってると思うから、 もっと読ませて欲しい、と思った。
単に狛犬がしゃべって不思議なことが起こる話かと思いきや、時間軸が戻っちゃったり、なるほど〜!なラスト。
舞台は京都かな?
地名と、挿絵の、地上に広がる網目模様の夜景に、京都市内を思い起こしながら読みました。
もちろん小学生くらいが対象だけど、年齢層あげて物の怪系統の話が好きな人なら楽しんで頂けると思います。親子でどうぞ。
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吾輩は狛犬である
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投稿日:2014/04/20 |
なにより絵が活き活きとして楽しかった。よく石の像を、こんな表情豊かに描けるものだ〜。
その昔、狛犬を彫った彫り師の魂が宿った狛犬一対のおはなし。
やさしい眼差しで人々を見守る佐助と、狛犬らしくあろうとする師匠。いろいろな人々との交わりが実を結んで繋がっていきます。
ほっこり読める一冊。
続編も読みたいな。
狛犬の話って多いけど、昔から親しみを感じ、なにか生きた魂を感じてきた証拠なのでしょうね。神社ってそういう所だですよね。
近くに、カエルの狛犬がある神社があります。
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道徳の教科書に掲載
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投稿日:2013/04/20 |
道徳の本に載っているお話が好き と言うのでよくよく聞いてみたら。
改めて図書館で借りて読みましたが、ちょっとひさに憧れるようです。
ひさのようになりたいとまでは思わずとも、ひさのような志を持って生きたいとそう。
立派な我が子に対して、そんなことを思わなくていいのに、と思ってしまった。
こんな理不尽な死に方があるか、と思ってしまった。
母親だから思うのか、母だけでもひさのことを信じて欲しかった。私はひさではないから、本人に聞かずすぐに謝る母親に悔しいと思ったし、心配だから怒る気持ちは(私も同じタイプだから)よくわかるけど、素直に心配していると言って欲しいとイヤな気持ちになったし、それで死んでいくひさが悲しくて苦しかった。
それでいい美しい話なのだろうけど、納得がいかなかった。
でも絵本としては、絵も話も申し分ない。囲炉裏端で聞かせるおばあちゃんの語りのように、優しく語りかけて欲しい一冊。
どんな思いにしろ、必ず聞き手の心を動かす一冊だと思います。
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たくさんの種類から選ぶ楽しさ
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投稿日:2013/03/22 |
旅館の一日を切り絵で表現。細かくかわいい和の暮らし。
大人の塗り絵とかって出ないかな。色を塗りたくて手がウズウズしました。
そして細部まで眺めて楽しみました。
「しばわんこ」や「和の行事えほん」が好きな人なら。
こんなお茶碗、あんなお菓子。じっくり眺めて楽しむ絵本です。
子どもなら「からすのパンやさん」が好きなら、飽きることなく眺めていられるのでは。
お風呂にまで種類があります。わたしなら、これ〜と、指さしっ子とぜひご一緒にどうぞ。
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おはなし会向き^^
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投稿日:2013/03/22 |
笑いました。イスの隙間からそんなもの出てくるー?
ていうか、ラストはそこまでいくのーォ?
お金持ちになるためのリアルな代物が出てきます。
原文は韻を踏んでいるからこんな品物なんだろうな、と考えながら読みましたが、子は普通に喜んでいました(笑)
おはなし会で小学生以上に読むとウケるかも、ですね。高学年にもイケますっ。
ただなんで貧乏から金持ちへの話にしたのか。絵本なのだから、こういうことは地に足をつけてしっかり扱いたいもの。
大人ならねぇ、作者がこういう境遇で思いついたのな、とか邪推も楽しいのですが。特に小学生辺りのなぜ?と考えられる年頃には。
とはいえ、元気のない夜、気が楽になりましたよ。親子で笑える明るい本です。
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しあわせのわらしべ長者
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投稿日:2013/03/22 |
やさしーいあたたかーい気持ちになれる。
読んでいたら、娘が覗き込むので「かわいらしい本やで」と紹介したら、同じように最後でクスッと笑っていました。
しあわせのわらしべ長者みたいですね。
最後の1Pが効いています。
気持ちの持ちようで良い日にも悪い日にもなりますよね。ちょっとイヤなことがあった日に読みたいな。
輪郭線のハッキリした、鮮やかで落ち着いた色合いの絵が魅力。
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