![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
冬ももうすぐ終わり。クリスマスのおいわいをしてから、ずいぶんたった気がします。 さあ、コートを着て、長ぐつをはいて、お日さまのかがやく庭に出てみましょう。 まずは春にそなえて庭をきれいにします。子どもたちはものおき小屋から必要な道具を持ち出し、落ち葉の片付けです。庭師のブラッサムおじさんに手伝ってもらいながら、更に土をたがやし、種をたくさんまきます。イチゴ、ハツカダイコン、トマト、庭がいっぱいになるくらいの花、それから一番末っ子の女の子はブラッサムおじさんと秘密のたねをまいています。 ああ、春のお庭はなんて気持ちがいいのでしょう。 植物はお日さまや雨や虫たちのおかげでどんどん育っていきます。 そして、植えた花が咲きみだれる夏は庭で遊ぶのにぴったりです。 採れたての野菜を使った料理を使って、みんなでパーティをひらきましょう!!
子どもたちと一緒に、外へ出て花や野菜を育てる喜びを感じることのできる絵本です。 ロビンソンの描く絵の素敵なこと! 草花の咲きみだれる広いお庭、そこで生き生きと暮らす子どもたち。ちょっとクラシックな装いも含めて、憧れの眼差しで見入ってしまいます。 「こんな広いお庭があったらいいなあ・・・。」 そんなつぶやきを感じ取ったのでしょうか、ちゃんと都会の家のガーデニングの楽しみ方も教えてくれますよ。 姉妹編『クリスマスってなあに?』と同様、丁寧な文章と可愛らしいデザインにも夢中にさせられてしまう1冊となっています。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
明るい日差しに誘われて庭へとびだした子どもたちは、庭師のおじさんに導かれながら、落ち葉をどけ、土をたがやし、種をまきます。水やりや草ぬきも遊びのうち、虫や鳥もやってきます。夏にはパーティーをひらきましょう。庭での発見。花や野菜を育てるよろこびをいきいきと描いた絵本。『クリスマスってなあに?』の姉妹編。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
種をまいて植物を育てる,情操教育としてもとってもよさそう!
そんな様子が可愛いイラストと共に描かれた絵本です。
そして,何ともお洒落な感じなのも魅力的な絵本なのです。
この絵本を機に,植物を育てるきっかけができるかも知れませんね。
ジョーンGロビンソンさんの絵本は,子供が主人公のお話が多いので子供達も共感しながら自分と重ねながら読めるのも魅力の1つだといつも思います。 (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子6歳)
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