![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
日本人が肉や乳製品を多く食べるようになったのは、つい最近、第二次大戦後。 四方を海にかこまれた日本では、伝統的に米や野菜、豆とともに、海からとれる魚介類が食事の主要な「おかず」でした。しかし、いつも新鮮な魚介類を食べられるわけでもなく、海から遠い地域もあり、現在のようなトラック輸送などもできなかったため、魚介類を保存のきく形にするためにさまざまな工夫がされてきました。そのようして今でも食べ続けられているのが、アジなど魚介類を干した「干物」、「蒲鉾」などの魚介すり身の練り物、たらこやいくらなどの「魚卵」に代表される魚介類の塩蔵品です。
このシリーズでは、@巻「干物」A巻「蒲鉾」B巻「魚卵」の3巻構成で、海のどんな魚介類が、どのように加工され、わたしたちの口に入っているのか、そして、そのような食品が生まれてきた背景(メリット、歴史など)のほか、実際の加工方法やさまざまな種類などを紹介します。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
お魚を手軽に頂ける干物。
一口に干物といっても、丸干し、開き干しなど分かりやすいものの他にも灰干し、凍干しなど、あまり耳慣れないものまでいろいろあるのですね。
開き干しでさえ、腹開き、背開き、片袖開きと種類があるのは驚きです。
地域によって様々な魚介類が様々な方法で干物にされているのが、よく分かります。
とても興味深いですし、食べてみたいなぁと思いました。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子13歳)
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