![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
貧しい絨毯織りの詩によって、夢と名誉をうばわれた王子ワリードは、憎しみにかられ、その男に難題を命じる。傑作歴史ファンタジー!
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
子供だけでなく大人も楽しめるお話だと思いました。
王子ワリードは自分の不当な仕打ちを後悔しながら、漂泊の王となり、さまざまな体験をしていきます。
これらの体験も運命というか因果なのかなーと思いつつ、おもしろく読めました。
最初の方はともかく、自らのあやまちを後悔してからのワリードは高潔で立派な人物に思えました。自分に言い訳するわけでもなく、真っ直ぐに己と向き合って生きるのはなかなか難しいですよね、ましてや目の前に幸せが見えていたりするのに…。
始終お話に惹き込まれました。
お話の終わり方もきれいでよくできたお話です。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳)
|