![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
乙武洋匡が、子供の夢をドラえもんの秘密道具に託して詩に詠い、むぎわらしんたろうが、水彩による詩情溢れるドラえもんのイラストを添えた絵本。懐かしい少年時代が甦る内容は大人の心をも癒す。
「もしもドラえもんが傍にいて、こんな秘密道具を出してくれたら、あんなことができる…」。誰もが幼い頃に抱いた、そんな素朴で純粋な夢を、乙武洋匡が詩に詠い、むぎわらしんたろうが水彩タッチによる詩情溢れるイラストを添えたのが、この詩集絵本です。今まさにドラえもんに夢中な子供のための絵本であり、リズム感ある詩は読み聞かせにも向いています。一方で、幼い頃の想いが懐かしく甦って郷愁を誘う詩とイラストは、昔からのドラえもんファンである大人の心を、そっと癒してくれる魅力を兼ね備えています。洒落た装丁とも相まって、クリスマスやバレンタインデーなどには、親しい方へのプレゼントにも最適です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
息子が「きかんしゃトーマスシリーズ」をあまり読まなくなった頃、小学校に入る息子にと選んだ本です。
乙武洋匡のやさしい詩と、心地よいパステル画。
物語ではなく、小学校の四季に合わせて、見開き毎にドラえもんグッズが現れるのも楽しくて、今日はここ、今日はここと読んで聞かせたことを思い出します。
あれから、6年。息子は相変わらずドラえもんファンで、この絵本も大事にしてくれています。
この本を通して、あの頃息子に重ねていた夢と、現在のギャップは、子どもの成長のせいでしょうか。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子12歳)
|