![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。 ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。 人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。 時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり……。 何が正しいのか。正しければ何でもいいのか。生きていくうえで本当に大切なことは何か。 世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。
連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
イギリスの中学校事情が、子どもの体験を通して実情が浮き彫りにされていて現実感がすごい本です。
格差、貧困、性差別、漠然とイギリスに持っていていた夢社会が、これほどに違うのかとあ然としてしまいました。日本との比較をしながら、考えていくテキストですね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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