![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
「ベルと うさちゃんの ブゥは いつも いっしょ。あめのひも かぜのひも。ゆめのようにたのしいまいにち。」 で始まる、優しい女の子ベルと無邪気なうさぎの子ブゥのシリーズ。日本語翻訳版の3作目は、朝ごはんのお話です。
朝ごはんに、クッキーとケーキしか食べたくない、というブゥ。 あれはイヤ、これもイヤと好き嫌いするブゥに、ベルは、「きょうは とくべつに おいしい いちにちに しましょうよ」と言います。 ベルは庭の畑で、にんじんやキャベツ、りんごやきいちごをとってきて、野菜はスープ鍋でぐつぐつ、りんごはすももやきいちごをつめてオーブンへ。 ほらほら、とってもいいにおいがしてきましたよ! ブゥもはなをくんくん。けれども、素直に食べたいと言えません。意地を張ったブゥは、とあるおかしな行動に出るのですが・・・。 ブゥが小さな頭をひねって思いついた作戦、これが傑作なのです。いじらしいやらおかしいやら。ブゥの愛らしさに、誰もが微笑んでしまうことでしょう。 女の子の憧れがつまった「ベルとブゥ」の世界。うっとりするように可愛いインテリアやライフスタイルもみどころのひとつですが、今作では、キッチンやテーブルウエア、ちょっぴり大人っぽいベルのエプロン姿に注目です。 そして、ベルの作った朝ごはんのおいしそうなこと!こんな素敵な朝ごはん、真似して作ってみたくなりますね。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
食べ物の好き嫌いが多いわがままなブゥ。ベルは庭の野菜やくだものでごちそうを作ることにしました。おいしそうな匂いにそそられるブゥですが、意地を張ってなかなか食べたいと言えません。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
なんてかわいいお話なんでしょう!
特にライオンさんがかわいくて、かわいくて…。
また、甘いものばかり食べたがるブゥにベルがとっている1つ1つの言動が素敵なんです。
「なんで食べないのっ!」
と目をつりあげながらついついイライラしてしまう母としては反省しきりです。
好きなぬいぐるみを並べて、ごちそう気分を盛り上げて、ベルのようににっこり笑って食事をしたら、もっと楽しく食べられるようになるかしら?
偏食の娘は、ブゥが自分と重なるのが嫌なのか最初は反応がいまいちでしたが、絵のかわいらしさと素敵なベルが気に入ったようです。 (ろーれるさん 40代・ママ 女の子2歳)
|