
●永遠の名作をあなたに――● やくそくは まもらなければなりません ドイツのハーメルンでほんとうにあった!? ちょっとこわくてふしぎなでんせつ
ねずみの大発生で困っている街に、1人の男が現れます。男は笛の音でねずみを退治しましたが、町長たちは約束の報酬を支払おうとしません。すると男は別の笛を吹き、街中の子どもを岩山へ連れ去ってしまいました。

いもとようこさんのシリーズが好きで、よく読んでいます。
ハーメルンの笛吹きの話は、いつ読んでも怖いお話だと思います。
とくにこちらの挿絵の笛吹き男、一見優しそうに見えるのですが、カラフルな奇妙な格好のせいで、怖さが増している気がします。
約束は果たさないといけない、約束するなら果たせることだけにする、その教訓を子どもに教えるにはぴったりの絵本だと思います。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子5歳)
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