![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
いもとようことひろすけ童話の夢のコラボレーション! 大人になっても忘れたくない、そんな名作絵本! 「木の実やブドウの汁を手にすり込んでおいて、冬眠から覚めた時にその手をペロッとなめてみるといいよ」−そうくまさんに教えられたリス。 くまさんより先に目覚めたリスがくまさんの手をペロッとなめてみると…。 <画家から> 大人になっても忘れたくない名作絵本 一度読んだら忘れられない日本の名作童話、浜田廣介・新美南吉・宮沢賢治・坪田譲治に代表される永遠の名作……その中には現代の日本が失くしてしまっている「美しく、やさしい日本の心」が脈々と息づいています。 これらの名作は私にとって「忘れられない…忘れたくない…忘れてはいけない…大切な宝」です。 このすばらしい日本名作を次世代に伝えていきたい一心でこのシリーズに取り組んでいます。(いもとようこ)
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
はつなめって何だろう?と思って手に取ったのですが、あまりにも素敵なお話に心がすーと温かくなりました。
秋の日に、ぶどうを食べていたリスさん。でもクマさんは食べるのではなく、手にぶどうの汁をすりこんでいます。
何でだろう?と思っていると、「こうして木の実やブドウの汁を手にすり込んでおくと、冬眠から覚めた時にその手をペロッとなめると美味しいんだよ」と教わったリスさん。
春になって少し早く目覚めてしまったリスさんは、眠っているクマさんのおててを舐めにいくと・・・
りすさんの表情がとっても可愛くて、ついついこちらもその味を想像しちゃいます。
この「はつなめ」という言葉は浜田廣介さんの創作した言葉らしいですが、本当にその表現がぴったりの絵本でした。
いもとさんのフワフワとした優しい挿絵がまたその可愛らしい世界にぴったり♪
心がほわっとする絵本でした。 (Sayaka♪さん 20代・ママ 男の子5歳)
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