![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
リスに大切に育てられたカッコウは、ある時本当の母親を求めて大空へ飛び立ちます。 残されたリスは「ああ鳥になりたい」と強く願って…。
<画家から> 大人になっても忘れたくない名作絵本 一度読んだら忘れられない日本の名作童話、浜田廣介・新美南吉・宮沢賢治・坪田譲治に代表される永遠の名作……その中には現代の日本が失くしてしまっている「美しく、やさしい日本の心」が脈々と息づいています。 これらの名作は私にとって「忘れられない…忘れたくない…忘れてはいけない…大切な宝」です。 このすばらしい日本名作を次世代に伝えていきたい一心でこのシリーズに取り組んでいます。(いもとようこ)
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
わたしが小学校高学年頃に出逢った本だと思います。
家にあった童話集にのっていたお話の一つでした。
とても悲しいお話だけれど、子供心にもとても心に残り、何度も泣きながら読み返していた記憶があります。
大人になってもなお忘れられないお話です。
何度かの引っ越しでもこの本だけは処分することなく持ち続け、自分が親になった今でもボロボロになった本が本棚にあります。あまり物持ちがいい方ではないのでめずらしいことです。それほどにこのお話は心に残りました。
絵のかわいらしさがまたお話の切なさを引き立てます。
(私が子供のころ読んだ時の絵は柿本幸造さんのものでした)
小学校で読み聞かせボランティアをしているので、
高学年の子に読みたいと思っています。 (ななはちママさん 40代・ママ 女の子11歳)
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