![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
大人も子どもも“名作を読もう” 安房直子+いもとようこ 没後も多くの作品が刊行されている人気作家 安房直子の独特の世界をいもとようこがふたたび彩る、美しく悲しい時間の物語
カメから寿命を分けてもらい、一日が25時間になった良太。増えた1時間で太鼓の練習をしていると、だれにも聞こえないはずなのに少女が訪ねてくる。その少女もまたカメから時間を分けてもらった一人だった。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
カメの優しさに感動というか、残り100年生きることが出来る命を
たった一晩で人々の為に使い果たして死んでしまったカメに切な
くなりました。100年生きてきて、カメが、「面白いことは、なんにも
ないのに、時間ばかりどっさりあって」という言葉が本当にそう
思っているのなら、残りの100年分の命を人々の為に使い果たし
たカメは、満足しているだろうと思いましたが、ちょっと複雑な気持
ちです。自分の与えられた時間は、無駄にしたくないなあと思いま
した。私には、カメの優しさを持ち合わせてないようです。 (押し寿司さん 70代以上・じいじ・ばあば )
|