![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
じいちゃんが、孫のハナやタロくらいの子どもだった頃。戦死した父ちゃんにかわって、母ちゃんは一日中働きとおしだった。海辺の村に空襲警報のサイレンが鳴りひびく。機銃掃射をあびて、親友のハルオが死んだ。じいちゃんは、指二本打ち砕かれたが助かった。ハルオにもらったナイフが弾からじいちゃんを守ったのだ――。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
おじいちゃんの作る竹トンボは、親友のハルオからもらったくっきりと銃弾のあとがのこるナイフで作ります。ハルオは、妹のナツコに覆いかぶさり息をたえた。ハルオが命がけで守った妹のナツコの命があってよかったと涙が止まりませんでした。おじいちゃんもハルオから渡されたナイフが命を救ってくれて・・・・・・遊び仲間の命もハルオに救われて・・・・・・
母親の愛、兄妹の愛、戦争のなかを必死で生きてきたんだと涙が止まりませんでした。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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