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
はりねずみ先生が森を歩いていると、 白い布を被った“おばけのこ“に会いました。 「ぼく、すごく はずかしがりやなんだ」。 おばけのこの家には木のおもちゃがたくさん。 さて、おばけのこの正体は……? 『はりねずみのおいしゃさん』に続く、シリーズ第二弾。 友だちも、自分も、好きになる。 読者の背中をそっと押してくれる、心あたたまるお話です。 丁寧に描き込まれた、温もり溢れる絵をたっぷりと味わってください。

特に秋になると、ふくざわゆみこさんの作品が無性に読みたくなります。優しい色合いのイラストを眺めるだけでも、ほっとした気持ちになるからです。
はりねずみのお医者さんが出会った「おばけのこ」というのは、本当のおばけではなく、恥ずかしがり屋で白い布をかぶった子。でも好きなことに夢中になって、被って隠れていたことも忘れてしまうというところがかわいらしいです。
前作『はりねずみのおいしゃさん』がまだ未読なので、そちらも読みたいと思いました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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