![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
「ぼくは おおきな ヘビを みたぞ」 「ぼくは おおきな いもむしを みたよ。」 「ぼくは しろい くちばしの おおきな とりを みたよ。」 「わたしたちは おおきな バッタをみたわ。」
森の中で、キジ、サル、タカ、タヌキが最近見た不思議な生き物について話しています。 それぞれ全然別の生き物だと表現するのですが、みんなが見たのは小田急ロマンスカー。確かに人間にとっては当たり前に電車だと分かっても、動物たちから見たら不思議な生き物に見えるのでしょう。
ロマンスカーが人を運んでいる乗り物だと知った動物たちは、ロマンスカーを近くで見ようと駅に向かい、実際に乗ってみることに。さらに降りていった人たちにそれぞれ着いていくと、ロマンスカーが運んでいるものが何かを発見します。さて、ロマンスカーが運んでいるものはどんなものだったのでしょうか?
絵本を作られたのは、小田急ロマンスカー現役運転士の小林理絵さん。家族旅行で小田急ロマンスカーに乗ったことがきっかけで、電車の運転士に憧れ、夢を叶えたのだそうです。また、絵本専門士として絵本の読み聞かせを通じて、子どもたちに夢を届けているのだそう。そんな小林さんが描いたこちらの絵本には、ロマンスカーへの愛がたっぷり詰まっていて、その魅力がたっぷり伝わってきます。また、小田急ロマンスカーは、GSE(70000形)、EXEα(30000形)、MSE(60000形)、VSE(50000形・2023年12月完全引退)などさまざまなラインナップがあるそうで、絵本の中にこれらのロマンスカーが登場します。鉄道好きのお子さんや、ロマンスカーになじみのある方はとくに嬉しいですね。
ロマンスカーに乗ったことがある方もこれから乗る機会がありそうな方にも、ロマンスカーの優しさが伝わってくる一冊です。
(絵本ナビ編集部)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
そうか、ロマンスカーは しあわせを はこんでいるんだね。
小田急ロマンスカー現役運転士の小林理絵さんが描く 動物たちとロマンスカーが織りなす不思議で心あたたまるストーリー。
小田急ロマンスカーは、GSE(70000形)、EXEα(30000形)、MSE(60000形)、VSE(50000形・2023年12月完全引退)など さまざまなラインナップがあり、 本書ではこれらのロマンスカーが登場します。
カバー裏には著者が描いた小田急沿線のイラストがあり、 お子さまだけでなく大人もわくわくできる絵本です。
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かわいい動物たちがなにやらおしゃべり中です。 「ぼくは大きなヘビを見たぞ」 「ぼくは大きないもむしを見たよ」 「ぼくは白いくちばしの大きな鳥を見たよ」 「わたしたちは大きなバッタを見たわ」
はたして、動物たちが見たものとは…?
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鉄道好きにはもちろん、 幅広いかたがたに楽しんでいただける内容です。 温かい色遣いと親しみやすいイラストも優しい気持ちにさせてくれます。
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