![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
ある事件がきっかけとなり、学校にも家にも居場所がないと感じはじめていた、小学4年生の壮太。ある日、偶然テレビの特集で取り上げられていた「山村留学センター」に目がくぎづけになり、川遊びや祭りに歓声をあげる子どもたちの笑顔が忘れられなくなっていた。
「──ぼくの居場所って、ここじゃないのか?」
そう感じた壮太は、センターに行くことを決意。小学2年〜6年生の13人が在籍するセンターでは、親元をはなれたメンバー自らが食材となる魚を釣ったり、地元の人と協力しながらお祭りを運営したりと、のびのびとした毎日が待っていた。家族関係や進路、学校での悩みをそれぞれ抱えながらも、大自然を舞台に成長していく小学生たちの物語。実際の山村留学センターを取材した著者が書き下ろした渾身の1冊。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
ちょっとした誤解でいじめを受けるようになった壮太。居場所を失った壮太の山村留学センターに入った動機と、山村留学センターで暮らす子どもたちののびのび感とのギャップが、このお話のキモかもしれません。
それぞれに理由があって一緒になった子どもたちは、解放されることで、きらめき始めました。
センター暮らしが躍動感たっぷりに描かれていて、まぶしさを感じました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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