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![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
「はようめをだせかきのたね、ださぬとはさみでほじくるぞ」むかしから語りつがれている、さるとかにのお話。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
語り部の味わいがにじみ出てくるような語り口調に、ほれぼれしてしまう作品です。
「猿かに合戦」とか、同一タイトルの「さるかにばなし」とか、絵本も多いので、お話としては良く知られた作品ですが、この語りで民話の味わいが感じてもらえたらと、読み聞かせにピッタリかと思いました。
搾取するさると、民衆としてこつこつ生きる蟹たちが、くっきりと描かれています。
蟹が柿を育てる際の念仏のような歌にも味わいがあります。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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