
すべて新訳、柴田元幸訳し下ろし! あの名作が海に、この名作が山に。文章で描かれた世界を、旅しよう。言葉の海を、紙の帆を立てたいかだで旅してきた女の子。彼女は「本の子」と名乗り、少年を物語の世界への旅に誘います。くねくね道に険しい山、洞窟に宇宙――「本の子」と少年が旅する全てのページの絵の中には、40もの名作文学が隠されています。波打つ海には『ドリトル先生航海記』、くねくね道には『ふしぎの国のアリス』などなど。本好きならすみずみまで目が離せなくなる、美しく楽しい絵本です。

物心ついた時から、本が最大の友達で、
生涯本を友にして暮らしてきた人なら
この絵本を読んで、その通りだとうなづける言葉が
いくつも並んでいます。
旅を始めたばかりの人には、楽しい旅を示してくれると思います。
本の中を旅すると、言葉が紡がれるたびに
世界が拡がってゆきます。
本は良いですね。新しい本も、古い本も。
様々な表情を見せて、夢中になれる時間を与えてくれます。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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