![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
なすのぼうやは小さなむらさき色のぼうしが大のお気に入りです。ところが、そんなぼうしが風にとばされてしまい……。親切な畑のなかまたちが「ぼくのぼうしをあげるよ」「わたしのぼうしをどうぞ」と声をかけてくれますが、なすのぼうやは「ぼくの大好きなぼうしはこれじゃない」と。そんなぼうやの目の前に大きなヘビがあらわれます。なんとヘビのあたまの上にはぼうやのぼうしが! さて、どうしよう! なすのぼうやのかわいらしい姿と心やさしい性格が魅力的に描かれた絵本です。 ポプラ社刊「1円くんと5円じい」シリーズでもおなじみの久住卓也先生の新作絵本。 久住先生の描くなすのキャラクターは、誰しもが愛らしいと思える魅力があります。また、ユニークな展開の物語で、読み聞かせでは読み手と聞き手の間におしゃべりが生まれることまちがいありません。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
野菜がそれぞれに独自の「帽子」を持っていることを、改めて気づかされました。
他の野菜の帽子を借りても、何か違和感がありますよね。
こども食堂に訪れた親子に読み聞かせしました。
身近な野菜が活躍するところと、魔神の登場に心引かれたようです。
魔神は、いろんな野菜が合体しているようですが、それが全部わからないところが残念でした。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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