![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
夏のある日、小さなおばけのドッチがアッチに会いに空を飛んできました。暑くてふらふらのドッチのために、アッチはフルーツポンチを作ろうとしますが、ドッチは自分も作りたいと言いだします。ところが、くだもののきれはしで小さなお城を作ったまま、ドッチはいなくなってしまいました。ドッチをさがすため、アッチが体を小さくしてお城の中に入ると、そこは大きなお城の大広間で、ドララ王女とドッチ王子がいました! アッチは二人のためにフルーツポンチを作ることに……。 「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」刊行から50年。親から子へ、そしてさらに次の世代へ読み継がれゆく角野栄子のライフワーク・シリーズ!
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
甘えん坊、遠慮なしのちびっこドッチが
出てきます。今回はあまりの熱さにみんなも
夏バテする中、ドッチのママがやる気をなく
ダラダラ〜ンとしているので、困ったドッチが
アッチに助けを求めにやってきました。
ドッチママのダラ〜ンっぷりが、読み聞かせ
ながらも自分で吹き出してしまうほど、
ダラ〜ンモードの自分と重なって、娘と一緒に
大笑いでした。
おひさまが感情を持っていて喋りだしたり、
口調が?ござるだったり、
フルーツポンチを作っている最中に
ドッチが作ったフルーツのお城に、小さく
なったアッチが入っていくと、そこには
ドララ王女とドッチ王子がいるという不思議な世界に繋がっていたり、
おひさまも一緒になってフルーツポンチを
食べ(ホース?で吸う??)たり、、
そして、夢ではないけど夢オチみたいな展開。
もともと現実世界ではない、オバケが出てくる
話だけど、もう1段階、おとぎの世界に踏み込んだような楽しいお話でした!
フルーツポンチを作るときのアッチが歌う歌が
リズムがよくって、口ずさむだけで楽しくなっちゃう!レシピも簡単そうで、今度娘と一緒に作ってみようかなと計画中。
新しく発売されたシリーズには、最後にざっくりとした作り方が書かれていて、読んだあとも楽しくなっちゃいます。 (こりこりこさん 40代・ママ 男の子10歳、女の子7歳)
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