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子どもは、お母さんに抱っこされるのが大好き。だからお母さんはみんな、つい頑張っちゃうんですよね。「でもほら、気がついて!お母さんだって、おひさまに、自然に、抱かれているんですよ!」『かみさまからのおくりもの』の作者ひぐちみちこさんが、そんなメッセージをこの1冊の絵本に託しました。 地面に落ちた一粒の種は、土に抱かれて、いいきもち。花は風に抱かれて、魚は水に、リスは緑の葉っぱに抱かれて、いいきもち。そして、赤ちゃんは…。みんなを見ているお日様がポカポカ暖かくて、読んでいると、大人も子どもも「いいきもち」になってきますよ。
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表紙の可愛らしい絵に惹かれて読んだ一冊です。
この絵本を読みながら“いいきもちって何だろう?”と考えてしまいました。
絵本にも出てくるように、
「はなは かぜに だかれて いいきもち。」
「さかなは みずに だかれて いいきもち。」等と、
以外にも身近に良い気持ちがあるんだなぁと思いました。
そして、植物でも動物でも、みんな何かに抱かれているということが良い気持ちなのかもしれませんね。
良い気持ち=幸せなことのように思います。
色画用紙とクレヨンで構成されていることで、とても温かみを感じました。
なんだか読んでいて、温かい気持ちになれる一冊です。 (さくら嵐♪さん 20代・せんせい )
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