![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
遊園地っていったら、にぎやかで驚きに満ちあふれているところ。 なつきちゃん一家がやってきた「びっくりゆうえんち」だって、やっぱり変な建物やたくさんのお客さんたちでいっぱい。乗り物も何だかヘンテコで、まるで玉手箱をひっくり返したみたいな騒ぎです。 「たのしいのりもの いっぱい ぱい どれに のろうか こまる まる」 ああ、楽しそう、ワクワクします。 そんな浮かれ気分のまま、家族みんなで乗ったのはジェットコースター! ゆっくりゆっくり登っていきます。 ガゴン ゴゴン ガガン ゴゴン ガゴン ゴゴン ガガン ゴゴン あれ、どこまで登っていくの?ちょっと高すぎない?・・・と、次の瞬間。 「きゃーーーっ!!」「うわーーーっ!!」 本当のびっくりはここから急降下スタートだったのです。 長い長いジェットコースター、想像を絶するコースを走っていきます。海底、グランドキャニオン、砂漠、ジュラ紀・・・場所も時代も超えていき、もともとジェットコースターに弱い私なんて、あまりの迫力にちょっと気が遠くなってきましたよ。あんな所を通ったり、こんなものの近くを通ったり。そのびっくりがだんだんクセになってきた頃、更に更に本当のびっくりが!?
軽快でノリのいい言葉で気持ちよくページをめくっていくと、びっしりとスミからスミまで細かく描き込まれた絵に毎回圧倒されてしまいます。絵を描かれているのは『新幹線のたび〜はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断〜』のコマヤスカンさん。空から見た俯瞰図のようなダイナミックなスケールの構図と、細かくてユーモラスな絵の組み合わせが独特で、どのページからも目が離せなくなってしまいます。見返しの絵にも注目です。
これだけ前情報を頭に詰め込んだら、さあ、後はびっくりゆうえんちにいってらっしゃーい!!幸運を祈ります。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
家族で遊園地にきた、なつきちゃんたち。ジェットコースターに乗り込むと、コースターは真っ暗なトンネルに入り込み…。海底、グランドキャニオン、砂漠、ジュラ紀など、場所も時代も超えていく、楽しくスケール大きな画面を『新幹線のたび』のコマヤスカンが緻密に描いた圧巻びっくり絵本。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
遊園地!どんなびっくりと出会えるのかワクワクしながら読みました。
ジェットコースターでどこまで行くのかな?
ページをめくるとこんな場所!あんな場所!楽しい場所が盛りだくさんです。
息子は海の中が気に入っていました。
海の中にいる生き物たちの名前が載っていたのもよかったです。
1つずつ確認しながらウミウシがない〜って言ってました。
見る人により違った楽しみが発見できる素敵な作品だと感じました。 (若ゴボウさん 40代・ママ 男の子5歳)
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