あしたは きっと 空が見えるよ。 ひょっとしたら 青空かも。
あしたは きっと リスに会えるよ。 あしたは きっと おいしいものが食べられるよ。 あしたは きっと……。
絵本を開くと、たくさんの「あした」の情景が広がります。 ピーナッツをかじるリス。ドアを開けた向こうのみんな。 車の窓から歌が聞こえて、空には飛行機の白い影が見えて……。 へんちくりんな生きものが、心配そうな虫がいて。 詩的な言葉と、レイン・スミスのあたたかみのある絵から、イマジネーションはどんどん広がります。
あれ? 世界ってこんなに楽しそうだったっけ? こんなに……あしたって、何に出会うかわからないものだったっけ? 心が、まだ見ぬ何かをつかみたくて、そわそわ、わくわくしてきちゃう。
文を書いたデイヴ・エガーズは、両親を早く亡くし幼い弟を1人で育てることになったいきさつを書いた『驚くべき天才の胸もはりさけんばかりの奮闘記』(文藝春秋)でデビューした作家。 青山南さんの軽やかな訳が、想像豊かに本書の世界を彩ります。 アメリカで最も優れた児童書に贈られる、コールデコット賞とニューベリー賞を受賞したレイン・スミスの絵の世界を存分にあじわってくださいね。
夜、眠る前、あしたを楽しみにして……。 「あしたはきっと……さいこうよ」と、にっこり笑って眠れたら素敵! 大人も子どももきっと、心にふわっとつばさが生えたようなひとときを味わえる絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
あしたは きっと 空がみえるよ。 ひょっとすると 青空かも。 あしたは きっと ともだちに あうよ。 ひょっとすると、くじらのせなかに のれるかもね。 きみのいるあしたは、おどろきにみちてる。 だから、どんなことがおこるか、たのしみにしてねむりましょう。 おもいもかけないユニークなあしたが、きっとあなたを、まっているから。
レイン・スミスが描く、ユニークなおやすみ絵本。
あしたはきっと 最高よ
そんな世界に あなたはいるんだから。
時間はどっさりある いろんな人が いろんな顔で 待っている
いろんなところがある
とっても 夢のある 明日を夢見て生きると言うこと
歌を作って 大声で歌うようになるかも。
笑顔が良い!
雲のアイスクリームもいいな〜
あしたは きっと 良いことがあるよ! そう思いながら生きていこう!
ちょっと 抽象的だけれども ほんわかと 心優しくなる絵本です
色彩がきれいです (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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