![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
夕日に染まるお父さんの部屋で見つけたのは、木箱に入った片方だけの蝶の羽。その夜、寂しそうに窓の外を見つめる蝶の夢をみた「ぼく」は、画用紙と絵の具で蝶の仲間を作ろうと思い立ち──。 現在は絶滅危惧種に指定されている、ウスイロヒョウモンモドキという蝶をモチーフにした作品。「ぼく」のやさしい思いに心があたたかくなるとともに、大切な自然について考えるお話です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
お父さんが木箱に入れてい蝶の羽
「これはウスイロヒョウモンモドキの羽で ずいぶん前に
山で拾って大切に木箱に入れていたんだ」とお父さんから聞いたのです
絶滅が心配されている蝶(兵庫県 神河町北部に生息しているという)
ぼくは夢を見たのです 夜の星空で見つめている 蝶に魅せられたのです
そして器用に画用紙でたくさんの蝶を切り抜き 絵具で色を塗るこの作業は とても根気がいるな〜
でも 僕は 夢に現れた蝶の仲間をたくさん作りたかったのですね
心優しいこですね 蝶は自然にかえりたいのだと 思ったのです
お父さんも、その気持ちを分かってくれて 二人で たくさんの蝶の仲間と 木箱のウスイロヒョウモンモドキと一緒に
大空へ返してあげた 美しい蝶たちが 大空を飛んでいく姿の美しいこと!
きれいな 優しいお話でした
金魚のイチ子の描き方もおもしろいな〜 (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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