![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
銃を手に狩猟にやってきた二人の青年が、山奥で道に迷い、途方にくれていたときに、西洋風の一軒家を見つけます。 そこには「西洋料理店 山猫軒」と記されており、「この店は注文の多い料理店ですからご了承ください」という注意書き。 流行っている店に違いないと、二人が勇んで中へ入っていくと……
「なんかヘンだぞ…」と、だんたん気がついていく青年たちに合わせて、場面を途中まで抜いたり、素早く抜いたり、紙芝居の醍醐味ともいえる様々な演出を、宮沢賢治の代表的な名作でお楽しみください。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
諸橋精光さんの作品は初めて見ましたが、「注文の多い料理店」の、この先に訪れるであろう怖さがじわじわと伝わってくるところが、原作の雰囲気をそのままに表現されていて、素晴らしいと思いました。ページ数は多めですが、その多さも感じさせないほどに、読み手聞き手をお話の世界に引き込む力があると思いました。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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