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
顔を洗う音、歯を磨く音、犬や猫の鳴き声…一日を彩る色々な音があります。聞き慣れた音も、ピアニストの山下洋輔さんにかかれば、自由な即興音楽に早変わり。「ぴちゃらぱしゃらぷるぷるぷるぺしゃらぱしゃらぷるぷるぷる」、「にゃごらにゃごらきばがきがきほらおんほらおんぐわわんわん」など楽しいオノマトペに、音を可視化するように、陶器で立体的に作られた絵が添えられます。耳でも目でも楽しめる音の絵本です。

一日に感じる音は本当にたくさんあって、それを擬音にするとこんな感じなんだなと思いました。普段は意識していないその「音」たちを目で見て楽しむというような画期的な一冊でした。声に出して読むのはちょっと大変でしたが、普段発音しないような音ばかりで子どもと笑いながら読みました。 (ouchijikanさん 40代・ママ 女の子8歳)
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