![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
晩秋の北海道の山奥、ひぐまの親子の物語。 初めてサケを捕りに行ったこぐまは、なかなかうまく捕れません。そうこうしていると、今までに見たこともない大きな金色のサケが浮かびあがり、やがて…。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
表紙の手島圭三郎の版画に魅せられてか図書館から借りてきました。美味しく熟した山葡萄の実を食べるひぐまのおやこにとても親近感が持てました。体の軽いひぐまのこは、おかあさんぐまより木登りが上手なんですね♪晩秋の夕焼けは、ちょっと寂しく思いました。夕焼けが消えて月が森を照らす頃にひぐまの親子は川岸にやってきて、ひぐまのこの初めての鮭を捕ります。「じぶんでとりなさい」とおかあさんに、一生懸命に鮭を捕まえようとしますが、捕れないとおかあさんのようにもぐったら、「つかまえたっ!」
水の中は不思議な世界を体験して鮭に近づいても逃げなかった♪大きくて立派な鮭を加えたひぐまのこは勇敢でした。どのページの版画も繊細で美しく仕上がってますが、ひぐまのこが夢で見た夜空をゆうゆうと輝く金色の鮭がとても美しくて綺麗でした♪ (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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