14もの言語に訳され、世界が絶賛するメキシコ生まれの美しい絵本。 真っ黒な紙に、銀色の文字と光沢のある透明なインクのレリーフによるイラストと、 ふくらみのある文字によって書かれた文章が印刷されています。
そこに広がっているのは、目の見えないトマスが感じている“色”の世界。 視覚障碍者と言われる人々にとっての色とはどんなものなのか、 どんな感覚として伝わっているか、どんな風に認識されているか。
印刷された透明インクのふくらみをさわる体験が、想像力をひろげていく。 世界が絶賛する新感覚絵本です。
※日本語版特典:文章を点字にした点字シート(JIS規格)付き!
ボローニャ国際児童図書展 ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)2007 ニューヨークタイムズ・ベスト・イラスト賞 2008
感覚でとらえる絵本です。
黒地に、違う素材微かに描かれた模様と点字は、抽象的な世界です。
目の不自由な人は、色彩のない世界で、指先で探りながら、この絵本を敏感に感じ取っているのでしょうか。
物語性のない絵本です。
改めてタイトルの意味を感じました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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