

-なつのあさ とつぜん パパが 死んだ ぼくたちの パパなのに 死んだんだよ- 子どもたちの父親はテレビ局のディレクターで、働き盛りだった。子どもたちは父親の仕事場だったテレビ局のホールで、父親の仕事仲間や、友達などたくさんの人たちに会い、父親への想いと理解を深めていく。そしてたくさんのともだちがいた父親を誇りに思い、自分たちも父親のようになりたいと思う。 最愛の人と早く別れなければならない子どもたちは、私たちの近くにたくさんいるのです。いままで、こういう子どもたちに語りかけたり、いっしょに考えようとする本はありませんでした。 哀しいけれど力強く生きようとする人に贈る絵本。

モデルがいるのでしょうか?
ストレートで生々しい展開に言葉を失ってしまいました。
自分が今死んだら、家族はどう思うんだろう、周りはどう思うんだろう。
自分の死と、自分の家族を周りはどのように考えてくれるんだろう。
この絵本の父親のように、自分を思ってくれる人はいるんだろうか?
でも、今言えることは、生きている自分を周りに伝えられる父親でいなければいけない、と言うことでしょうか。
父親として考えさせられました。
裏表紙に記された詩の断片は、父親へのメッセージですよね。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
|