箱のなかにはいっているのは?!
- かわいい
- 盛り上がる
福岡の児童書担当者有志が、「現場からの生きた絵本との出会いを!」と企画し、九州内の約100店もの書店が参加して決定した、絵本ベスト10。そのランキングを店頭フェアで展開する企画です。(2011年開催)
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【子どもの絵本大賞in九州事務局より】
<はじめに>
「ただいまー!!」と言っちゃっていいでしょう。今年も絵本の魅力をお伝えする、「子どもの絵本大賞in九州」の季節になりました。少しずつ九州各県の書店さんにも浸透してきて、とってもうれしいこの頃です。今年は沖縄や山口の書店さんも選定に参加していただきました。ありがとうございます!!そして事務局メンバーにも新しい仲間が増えました!
さてさて2010年に出版された絵本には、楽しいものやシブーイものなど、かなりバラエティーに富んでいましたが、ベスト10には、笑顔あふれるお話が多いような気がします。素敵なことですね。
大災害で心を痛めた方も多いと思いますが、この超オススメの絵本パワーで九州から元気を発信したいと思います。
※作品のコメントは、子どもの絵本大賞in九州事務局発行の「この本よかっ!!新聞」より許可をいただいて転載しています。
【1位】
「表紙のチャーミングなうんこの顔にまずどっきり!」「“うん”命の出逢いを感じました」など、ページを開く前からベタボレの人が続出。そして言葉遊びの愉快さにも第注目!「言葉あそびは、高学年になった方が解るので、幅広い年齢の子ども達に親しまれ、愛される一冊。」というコメントも。すでにお話会でも大人気の様子。子どもって「うんこ話」大好きですもんね。売り場でも、嬉しそうに手に取る子ども&大人の姿をたくさん目撃します。
【3位】
絶妙にゆるいテンポや乗客達が絶妙ですよね〜。この位のん気な人間になりたい…って思いました。そして「自分の住んでいる町にも、もぐらバスがあるかも…!と想像がふくらみます。「読んだ後にもぐらバスの路線図を描いて楽しめる。」「“運賃は1回1円”と良心的すぎる値段に心を打たれます。2010年度一番和める絵本」など、見どころ満載な絵本。いつまでも地味に活躍してほしい、もぐらバスです。
【4位】
「絵がとてもいい!」とほんわか可愛いくま達に人気集中!そして「思いやりの心、やさしい心を育てる絵本」と素直にあたたかい気持ちが広がります。色使いもタッチもほのぼのしてます。ゆっくりと子ども達に読んであげたいですね。
【5位】
可愛くて、おちゃめなあらいぐま達がどこまでもキレイに洗ってくれる、あらいぐま洗車センター。「一心不乱に洗車するあらいぐまたちが、ユーモラスでリズムカルな言葉が耳に心地良い絵本です」「きれいになるまで誰の車だかわからないところもワクワク」皆さん、誰の車すぐにわかりましたか?
王さまライオンのケーキ はんぶんのはんぶん ばいのばいの おはなし
作・絵:マシュー・マケリゴット 訳:野口絵美 出版社:徳間書店 ISBN: 9784198629465
税込価格: ¥1,760
【6位】
算数の要素がたっぷりなのに、お話がしっかりしているので、スイスイ読めちゃいます。なんとなくワルな雰囲気の動物たちも見モノです。ゴリラのシブさったらもう!です。「算数が苦手でもとってもおもしろい。アリの誠実さとライオンのあたたかさにホッとします」「ゾウの切り方に思わずびっくり!!よく考えられた絵本」
【7位】
かがくいさんらしい面白さに満ちていて、なるほど!!とひざをたたいてしまいます。こんなしかけ絵本もあるんですね。「読んでいてこんなに共感?同感できる絵本ははじめて」「他にはないおもしろさ」「文字が少なくて子ども達がお話に引き込まれやすいと思う」このアイデアはさすがです!
【9位】
「何のへんてつもないぼうしに、さまざまな身近な物で飾りつけをするだけで、ステキな個性あふれる一品になっていく様子に幸せを感じる」確かに自分で作り出す大変さと喜びが同時に感じられます。自分で、どんぐりぼうしを作った書店さんもいるそうです。すばらしい!!
【10位】
「毛玉のようなライオンの姿が衝撃的です。カエルの店主と助手のライオンの顔を見ていたら、私も眠くなっちゃいます。そしてカエルの表情が最高すぎです!!
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