新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  インタビュー  >  【イベントを開催しました!】絵本ナビ大人向けイベントにひらぎみつえさん登場!

12月6日(金)の夜に開催された、絵本ナビ大人向けイベント。金曜の夜にも関わらず、多くの絵本好きな大人の皆さんに足をお運びいただきました。

第一部、第二部とも大変盛り上がった、イベントの様子をご紹介します。

絵本ナビオフィスがクリスマスの装いになって、お客様をお出迎え

今回、クリスマス前のイベントということで絵本ナビオフィスもクリスマス仕様に模様替えして、お客様を迎えることになりました。

なんといっても目を引くのがこちらのクリスマスツリー

今回のイベントで初披露となる「あかちゃんがよろこぶしかけえほん」シリーズの靴下がオーナメントになっています!

こちらはまだ発売前のものですが、絵本ナビユーザーさんのために今回特別にお見せする運びとなりました。

そのほかにも、会場内はかわいいグッズがあちらこちらに飾られています。

お客様も続々いらっしゃって、さあ、イベントスタートです!

【第一部】絵本児童書版元さんによるイチオシ、クリスマス絵本のご紹介タイム

第一部は絵本児童書の出版社さんによる、この冬イチ押しのクリスマス絵本をご紹介いただきました。

普段、作家さんがご自身の絵本を紹介することはありますが、出版社の方が自社の絵本をPRする機会は実は少ないとのことで、皆さんちょっと緊張されているご様子……。そんな中でも、制作中のマル秘エピソードや、絵の魅力など、出版社の立場から見た絵本の魅力をたくさんお話してくださいました。

イベントで紹介された絵本

【第二部】あのしかけの秘密も飛び出した?! ひらぎみつえさん講演会

第二部は絵本作家・ひらぎみつえさんの講演会です。「あかちゃんがよろこぶしかけえほん」シリーズが大人気のひらぎさん。「大人の、絵本好きな方に向けて話すのははじめてです」とニコニコ笑顔で、普段話すことが滅多にないというしかけ絵本の「しかけ」についてお話してくださいました。

もともと、しかけ絵本ではなく、おはなし絵本を作りたいと絵本作家を目指していたひらぎさん。ある時、出版社から「しかけ絵本を作ってみませんか?」と提案があり、しかけ絵本を手掛けることになったそうです。

はじめてみると、子どもの頃から工作が大好きだったこともあり、しかけ絵本の魅力にあっという間にはまっていったそう。なかでもデビュー作でもあるクリスマスをテーマにした絵本は、自身がはじめてしかけをいちから考えた作品ということで思いもひとしおなのだそうです。

ひらぎみつえさんのクリスマスしかけ絵本

講演会では事前に募集したお客様からの質問に答える場面も。

「イチオシのしかけ絵本はありますか?」という質問には「全部のしかけ絵本が好きですが、イチオシと聞かれたら新作が一番おすすめです」と嬉しそうに答えていらっしゃいました。

7月に発売されたシリーズ最新作

  • ぐるぐるさん

    出版社からの内容紹介

    ぐるぐると、しかけをまわすと不思議。しかけがひろがって見えたり、もようが消えたり、くるくる変化したり。思わず目がまわりそうになるくらい楽しくて不思議なしかけ絵本。

ひらぎさんの絵本作りのこだわりが見える、質問をいくつかご紹介します。

 

 

Q.絵本作りで苦心されているところはどこですか?

文章です。しかけを考えるのは純粋に楽しいのですが、しかけ絵本は文章が短いからこそ、動きに合う言葉を選びたいと思って何度も試行錯誤して言葉を考えています。

絵本の制作時間はどうやって作っていますか?

今は絵本の仕事がメインなので、自分の気持ちと戦いながらスケジュールを調整しています。
子どもが赤ちゃんの時は今よりも時間を作るのが大変で、朝4、5時に起きて朝ごはんの時間までを絵本作りの時間に充てていました。朝ごはんのお茶が、仕事終わりの1杯という感じでした。

絵本作りの時のお供はありますか?

絵本作りの時、BGMをかけています。おはなしを考える時は言葉のない音楽だけのものですが、締切りが迫っていて眠っちゃいけないというときは、あえてサスペンスの曲を流して、気持ちをハラハラドキドキさせて眠気を覚ましています。

少し前に犬を飼いはじめたのですが、絵を描いては休憩時間に犬をわしゃわしゃ〜って触って癒しをもらっています。

子どもの頃、好きだった絵本は?

絵本好きな皆さんならおなじみの絵本を私も好きで読んでいました。今回、どうしてこの絵本が好きなのかな?と考えてみたとき、絵本の中の登場人物が自分で何かを作ったり、考えて行動したりしているところが好きなのかもと思いました。

参加者の方とのやり取りも交えながら、あたたかく穏やかな雰囲気の中で講演会は幕を閉じました。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

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