
夏の楽しみは、海? それとも山? この絵本を読んだら、断然「キャンプ!」と言いたくなる、そんな絵本の登場です。
家族ではじめてキャンプにきたはじめくん。 友達の山口さん家族と一緒にテントを張って、 川遊びをして、川で獲ったテナガエビをバーベキューで素揚げにしてパクリ。 河原で花火をするころには、はじめくん達はもうすっかりキャンプのとりこです。
翌朝、まだ暗いうちにお父さんに起されたはじめくん。 みんなで山の中に行って見つけたものは…?
『たかこ』(童心社)や『せつぶんのひのおにいっか』(講談社)など、 和を得意とする青山友美さん。 一泊二日のキャンプの様子をとても丁寧に描かれた今作は、 子どもたちはワクワク。大人はちょっぴり懐かしい気持ちになるかもしれません。
はじめくんたちが約束した、来年の夏が楽しみな一冊です。
(木村春子 絵本ナビライター)

夜おそく、くるまに乗り込んでやってきたのはキャンプ場。まずは、テントをたてるんだって。それから川であそんで、夜にはほしをみて…。キャンプは楽しいことがいっぱい。

私はアウトドアが苦手で、キャンプは避けてきましたが、息子はキャンプをしたがっています。
確かに、こちらの絵本を読んでみると、キャンプには子どもの夢が詰まっているんだろうなぁという印象を受けました。
テナガエビを獲ったり、虫取りをしたりと、楽しそうな雰囲気を見ると、キャンプをするのも悪くないかもと思えるお話でした。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子5歳)
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