ぼくのおじいちゃんは、だんだんとしをとってきた。 ときどき、ひとりでいるとさみしくなったり、ぼくのことがわからなくなっちゃうこともある。 でも。そんなときがぼくの出番! ぎゅうってすれば、ほら大丈夫。 ぼくがおじいちゃんに教えてあげたり、おじいちゃんがぼくに教えてくれたり。 おじいちゃんがいれば、ふたりで冒険だってできる。 おじいちゃんは、ほんと子どもみたいな時もあるし、へんなことしちゃうこともある。 でも、それがぼくのおじいちゃん。だいすきだよ・・・。
クマのおじいちゃんと孫のぼく。ふたりの日常を描きながら、その特別な関係を優しく描き出します。 年をとれば誰もが「老い」てきます。今まで出来ていたことが出来なくなったり、がんこになったり、耳が遠くなったり。家族との関係性も少し変わってきたりします。どういう対応をしていいか、わからなくなったりすることだってあるかもしれません。自分の親だって同じです。 だけど、ふと見ると誰よりも自然に接しているのが息子だったりします。 息子にとっては、年をとった今のおじいちゃんが大好きなんですね。 おじいちゃんにとっても、孫は大事なお友だち。頼ったりすることだってあります。 そうやってお互いを必要としているからこそ、一緒の時間を豊かにしていけるのでしょうか。
とっても愛らしい絵で、一緒に手をつないで歩いたり、遊んだり、ぎゅうっとしているふたりの様子を見ていると、こちらにまで優しさが伝わってくるようで、幸せな気持ちになってきます。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
クマのおじいちゃんと孫のぼく。おじいちゃんは、ときどきさびしくなったり、ぼくのことを忘れてしまったりします。でも、ぎゅっとだきしめれば大丈夫!「老い」を自然に受けとめるぼくの視点で、お互いに補い支え合う、日常の優しさを描いたお話。
年老いていくおじいちゃんの切なさが伝わります
おじいちゃんは一人でいると淋しくなるのです。なんだか せつなくなるのですね そんなときが ぼくの でばん!
孫といっしょで 元気をもらえるのですね これは本当です
若い人から 元気をもらう
そして孫は おじいちゃんからいろんな事を教えてもらうのです
この関係がいいですね!
年をとるということ 物忘れしたり ちょっとへんなことしたり・・・・・
それは 現実のことで受け入れるしかありませんが
みんな 子どもだったときがあり だんだん年老いていくんです
大好きなおじいちゃんとハグしているの 愛を感じます
大好きなおじいちゃん
とても 良いお話しでした (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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